海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

優雅とはこの事なりと人の言う

コテージは広大なプリンスの敷地内に点在していて、そのエリアには自家用車は進入できない。じゃあどうするかというと、縦横無尽に走り回る電動カートに連れていってもらうわけだ。だけど例えば朝ご飯を食べたいと思ってホテル本体に向かうべくカートを呼んだとしても、それはコテージ中の人が同じように考えるわけで、常に30分待ちという罠。さらに朝食から帰らねばならず、スキーにも出かけなきゃならないわけで、しめて一時間半移動に費やす事になる。渋滞がなければウチの最寄りのインターから軽井沢まで高速を走る時間と同じであると言う。いや、ここでいったい何のための宿泊かなどと問うような貧乏臭い事を言ってはいけないのである。リゾート、それはゆったりとした時間が流れる場所。カートが来るまでの30分をゆっくり待つのが粋と言うもの(ウソ。歩けば5分だと言う事がわかってからは、荷物がない限り歩いて移動していた)。まあしかしこんな調子だから、子供たちもスキーをするより氷柱落したり雪合戦したり雪だるま作ったりするのに大忙し。大人陣にもスキーはちょっとという人がいるので、子供の世話はそちらに任せてヨメサンと滑りに出てみる。で、軽井沢プリンスのゲレンデは2本の高速リフトを核とした構成になっていて、西側のエリアはリフト待ちは少ないけれどほとんどの人が滑るコースの幅が狭くてゲレンデが人で満ちあふれた状態、一方東側はルートが複数あって広いバーンで人口密度は相対的に低いけれど、リフトに人が集中するので長蛇の列ができると言う、在りし日のスキー場を思い出させてくれる場所。リフトに乗り合わせたオジサンの話だと「今日は朝起きて雪も降ってないし風も出てなかったからちょっと来てみた」とのこと。いまだに関東の土地勘を持たない私には、そんな風に気楽にスキーに来るってのがイマイチピンと来ないのだけど、聴くと浦和在住との事で、そうか新幹線なら簡単なんだな。と、そりゃあゲレンデが人で溢れるはずだと合点する。で、昼からヨメサンが脱落したので一人になって、混雑にも負けずに一応全てのゲレンデを滑ってみる。私的にはリフト待ちがあってもゲレンデに人が少ない方が良いなあ。

夕方コテージに戻ってくる。実はぶーちんの卒園を控えて、今回もSwededなスターウォーズをヨメサンが作るらしく、お兄ちゃんの時の続編だから、帝国が逆襲してくるのである。つまりは冗談でなくホス!スノーウォーカー!というわけで、機材を持参したヨメサンが、昼から上がったのは撮影のためだったのであるな。お友達がいて恥ずかしがるぶーちんを何とかカメラの前に引っ張り出し、私はもう一人のお父さんと一緒にスノーウォーカーを演じる。頭から雪に突っ込んでね!

今日もアフターシックスは当然宴会(正確には、昨日遊び過ぎて寝不足の子供らを寝かしつけてからだったので9時以降だったけど)。25時まで。楽しい。