海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

10%は誤差のうち

起きてみると本当に晴れてるの。ビックリ。なんせ金曜日の関西の予報はこの三連休ずっと雨で、伊那のピンポイント予報ですら土曜月曜は雨で日曜がかろうじて曇りという。週間予報が出た当初は3日とも曇りだったのが、当日に近づくにつれ悪い予報になっていくのを外挿したら、日曜の曇りだって信用できないと思うじゃないよ。今日雨中の撤収になるのは必至で、秋雨前線の南下が少しでも早まれば、折角の5家族集合の日曜の夜が土砂降りってこともありえたわけ。それが起きてみたら晴れてるのよ。降りそうな気配もなし。もうナンダの神様に感謝感謝。

朝ご飯は簡単に済ませてサクサク撤収作業を終えたのが10時半。キャンプ場は大きな公園の中にあって、フィールドアスレチックとかあるので、子供らを遊ばせる。狂ったようにターザンロープばっかリやっている。お昼はこやぶ竹聲庵というところに。静かにできない子供連れのお客様はお断りしますという意の旨書かれているお店で、ビビる一同。とりあえず子供らには強く言い聞かせ、さらに子供の間に大人を挟み込んで席につく事で対応。やってみるとちゃんと静かに食べていた。もう幼稚園児じゃないんだねえ、と感心する(いやまだ若干名いるけどさ)。

お昼が終わると、渋滞がひどくならないうちに先に帰る組と夜まで遊ぶことで渋滞を回避する組に分かれる。もちろんウチは居残り組。渋滞を回避するために人より少しでも先にというのは軍拡競争に陥るわけで、十分遊べない時間に帰らなきゃならなくなっちゃあ何をやっているのだか、と私なんかは思うのだが、必ずしも皆に同意してもらえるわけではない。っていうか、皆に同意されるとそれはそれで困ってしまうわけだが。ということで、居残り組は近くの公園に移動してやっぱり子供を遊ばせる。子供らは一緒にいれればそれで良いらしいので親的には楽。で、晩ご飯を食べて温泉に入るまで一緒にいようということになり、あれ?ここまで来たらうなぎじゃないかしら?と気がつく。ここから30km北、諏訪のうな藤である。30kmというと遠い気もするけど、300km来ている身からすると誤差の範囲内に感じられうわけだ。で、うな藤というと以前に訪ねた時は、7時過ぎだったのに売り切れ閉店の目にあったわけで、今日はそんな目にあってはならじと、6時前に着く。そしたらなんか、お店の人になんかとてもぞんざいな扱いをされてどうしたことかと思っていたら、我々の入店直後に品切れ閉店になった。連休でお客殺到とかして店員さんの心がすさんでいたりしたのだろうか。ウチの発案でみんなを連れてきたのに、こちらの心もすさみそう。っていうか、うなぎは例によって気が遠くなるほど美味しいのに、こういう扱いされると、今後はちょっと敷居が上がるなあ。その後、すわっこランドというところで温泉に入って9時前に皆とお別れ。まだ小仏方面に渋滞の残る東京組と、距離は遠いとは言えスムーズに走れるウチとどっちが先に帰宅できるか競争なことよ。

で、天気だけど、諏訪に向かいはじめた夕方頃から降り始める。もう降っても良いよとなると降る。まさにパーフェクト。うなぎを食べた後には雨は上がり、猛烈に寒くなる。前線が通ったのだなあ。で、帰り道、駒から恵那あたりで猛烈に降られて、キャンプ中にこれに当たっていたらとぞっとするわけ。あんまり猛烈な雨で車もスピードが出せず、思ったより30分遅れで帰宅。東京組は帰る間に渋滞が解消したらしく、ウチより一時間早く到着。つまりウチの完敗であるという。

ともかく奇跡の天候に恵まれて、とっても楽しい三日間も終わり。次はスキーだね。