海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

7年目の、、じゃない

今回のクモ採りは一人じゃない。去年までこのへんでクモをとっているとちょくちょく出会ったSさんが私の代わりにバイトで調査をしてくれることになって、今回一緒に回って手順の確認をしてくれるのだな。調査には全天写真撮影を含むヘビーな回と、それのないライトな回があって、これで今後はライトな回は私が東京(多摩だけど)に行かなくても済むので大変ありがたい。イヤ本当に大変ありがたいのだな。しかし彼女とは、7年前に東京(多摩だけど)に引っ越して来たその日に初めて出会ったのだけど、まさかその時はこんな風に調査を手伝ってもらう日がくるとは夢にも思ってなかったよ。
というわけで、古巣の正門で待ち合わせてクモ採り。今回もたくさんいて、あっという間に所定の数が集まる。なんか去年より密度が高いような気がするけど、ひょっとして誰かさんによる定期的な撹乱が減ったからかしらん?
所定数を集めた後も、どのスポットに行けばギンメッキがいるかを教えるためにひとわたり回る。古巣だけじゃなくて、クモが少ない時によく採りに行ったウチの隣の教育大であるところの学芸大にも行く。すると大木がそこここで倒れていて、こないだの台風の被害らしい。守衛さんにその時の写真を見せてもらったりする。感心しているウチにお昼ご飯になるのでSさんとお昼を食べに出かけると、ぶーちんのお友達家族に遭遇。うわーって喜んで挨拶したんだけど、よく考えたらこの状況は私が若い女性連れて歩いているように見えるわけで、幼稚園ママの間で変な噂が立ったらどうしようかと思ったり。もし私がお友達家族の立場だったら喜んで全力で邪推するぞ。
閑話休題。午後からはSさんの所属研究室で天秤と顕微鏡を借りて作業。ここを使わせてもらえると、三脚と顕微鏡持って行かなくて済むし、上野原まで体重測定に行かなくてもいいし、写真も状態の良い環境で撮影できるしで、もうむちゃくちゃ調査が楽。最初のうちから頼めばよかったなあ。ということで、今日明日と時間を確保していた調査だけど、夕方には終わっちゃった。ので回転寿しで晩御飯を食べ、夜をどう過ごすかが課題になる。で、映画の上映スケジュールなど調べてみるに、私のホームであったところのシネコンではあまり良い作品がなく、見たいものは川崎に行かないとダメであることが判明。うーんと考えて、でもこれは行くべし、と電車に飛び乗る。「4デイズ」。バックアップは大事である、という話。このテーマは「24」であんまりちゃんと考慮されていない部分をぐっと掘り下げたものであるよ。簡易公開だったらしくブルーレイ上映だったのだけど意外とキレイに見えるのね。
川崎から国分寺だと東海道線経由と南武線経由の2ルートがあって、どちらが速いのか現地では判断付かず、帰りは深夜だったので大きな路線の方が安全だろうと東海道線に乗ったのだけど、ホテルに戻って調べてみたら、南武線経由の方が4分早くついていたことがわかる。負けた。