海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

一人旅

昨日しりつした3個体のうち今朝も残ってたのは一個体だけだった。がっくり。時間がないのにー。という事で、今日もクモを補給に竹林へ。舗装された車道から少しの個体数を採るだけなので、いつもなら短パンTシャツサンダル履きでいくところ、最近のご時世を鑑みるに長袖長ズボンに靴下と厚手のシューズ、首には手ぬぐいをして虫よけスプレー噴射は必須と判断。このあたりにいる可能性は低いと思うけど不顕性キャリアの事を考えると用心するに越した事はない。千葉にはもういるみたいだし。しかし竹林での活動だとどうしても避けられないので、こんだけやっても一ヶ所刺された。ところでどうでもいいが、車で上がっていると若い女性が一人で森の中を登っている。よっぽど車を止めて「お嬢さん乗っていきませんか?」とかやろうかと思ったけれども、あと数百メートルで現地だったのでやめておく。するとクモを探しはじめてすぐにその女性が上がってきて、話しかけられる。○○キャンプ場に行くにはこの道で良いですか?と。この道ずっと行けばいいですけど、そこまで行くんですか?!と答えると、2kmくらいですかねえ?と更に問われる。いや、2kmでは無理。その倍とは言わんけど、てな話をする。で、聞くと、キャンプ場にはバイクでは行った事があるのだけど歩いていきたくなったから、とかおっしゃる。そういう事情ならさっき車を停めなくて良かったですたい。で、道を教えるため地図ありますか?と言うと、今どきはスマホなのねこれが。電波が入りにくい、、とか言っててあかんやん!けどなんとか表示されて、どこで曲がるかとか教えてあげると、また一人で登っていかれた。見送りながら、そういう風来坊的意思決定をする女性って私的には好もしいのであるなあと思うわけよ。で、その後、来週に迫る授業の準備を少しやってから神戸へ。調査の予定は事情により無くなったのだけど、これまでのデータを少しまとめ、T見さんに見てもらうブツを渡し、U丸さんの実体顕微鏡で手術痕の写真を撮る。手術してない時の写真をここで撮っているので、論文を書く時の事を考えると、同じ顕微鏡で写真化しておく方が都合が良かろうとの目論見であるよ。