海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

あれはサボりのテクニック

近頃は授業にグループディスカッションを取り入れるのが大流行。一方通行の講義垂れ流しじゃあダメだからって趣旨だそうだが、私はグループディスカッションと言う形式はどうにも好きじゃない。そう言う場での話は大概無難で面白くもないところに落ち着くだけであって、口悪く言うと、あらかじめ用意された答えに向かって幼稚なロールプレイを行っているのに過ぎないんじゃないかと私には思えるからだな。子供の頃ならともかく、大人の知的活動が生産的になりうるとしたら、それは孤独に立つところでしか起こりえないものじゃないの?いや、確かに人と話す事で新たな認識に立ち至る事はあるけれども、少なくとも私の場合は、教室で講師にネタを与えられるような状況でそんな事は起きないと断言できる。なんか、ああいうのって思考を方向づけようとする講師側の狙いがミエミエで、あれは、自由に思うところを書きなさいと言いながら、突飛な事を書く子供には強烈に抑圧をかけてくる小学校の頃の作文の授業とその欺瞞性がそっくりだと私には思えるからね。その欺瞞性に腹を立てたり、怒りを感じないように1部心を空っぽにしなきゃいけないようなひねくれ者の私には、そんなストレスのある環境下で、素敵なアイデアなんて出てくるわけがない。