海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

お調子者

目が覚めたら七時。昨日食べた時間からすると、腹痛が私を襲うとしたら深夜から未明と見ていたわけで、これはひょっとして回復のサインか?と、まずは朝ご飯を食べてみる。うーむ何となく大丈夫っぽい。さればとトイレに入って頑張ってみると、ホンのちょっとしか出なかったけれどもとにかく形があるじゃないか。バンザイ多分これで無理さえしなければ大丈夫でしょう、と、ホクホク学会会場に向かう。私の舞台は午前中。今回はS宮さんの研究の成果を私が喋ると言う形で、ホントには良く理解してない部分もあるネタをさも判っているかのようにしゃべるわけで、これには気迫が要であるよ。なので体調回復はありがたい。で、良く理解していない事は内容の詰め込み過ぎとして現れるわけで、12分の講演時間に25枚ものスライドと言うのはいかにも多すぎ。発表の練習もしてないので、ともかくも時間内に収められるか不安で、最初っから巻いてしゃべる。で、結果的になんとか収まったので、これでますます「まあ、条件が悪くても、亀の甲より年の功で何とかなるべえや」イズムに拍車がかかりそうで怖い。ところで某高校生の発表が玄人裸足で素晴らしかった。大学生未満の人が学会で喋るのは最近ちょくちょくあるけれども、今回のはいわゆる大人の発表と比べても遜色ない(どころか下手すると卒論生よりもずっと、、、)だけでなく、よくある仕込み100%で本人は操り人形、というのでは全くないのに感心した。午後はシンポジウムで、クモが水上で脚を挙げたのを帆変わりにして帆走する話を聞いて、ホントかどうか判らないけどもとにかくビックリして、分散能力の進化の話って確かに面白そうで、都市化と絡めて植物でやってみたらいいんじゃないかと思ったりした>U丸さん向けメッセージ。そして夕方から学会の総会。ワタクシは事務局であるからして、これの仕切りに責任があって、色々気を使ってきたわけだけれども、何とか時間内に収める事もできてホッと一安心である事よ。で、懇親会。昨日の私の状態から体を案じてくれる皆さんに「多分治ったと思います」と報告しながら、でもさすがにお酒は止めときます、という会。食べるのは普通にできたけれども、お酒を控えてるとイマイチノレないよなあ、と思いつつガマンガマンの二時間。で、懇親会会場からの送迎バスで市内に帰っていると、なんか花火大会をやってたようで、思いもかけず奇麗なものを見せてもらいました。で、市内に着き、学会関係者が三々五々散らばる中で、つい二次会組に混じってしまい、T須賀さんから「一杯くらい大丈夫でしょ?」とか言われて、そ、そうかな?とか思っちゃう私の主体性のなさよ。いや、もうちょっと我慢できまへんわ。という事でアイリッシュバーでビール二杯飲んじゃった!これでまたお腹の調子がナイアガラに逆戻りするんじゃないかと明日の朝ドキドキしなきゃならないよね。