海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

シネコン初め

なんか風邪がぶり返して体調がイマイチな中、実家にお年賀に出かけ、子供を置いて帰り道にヨメサンとシネコン。「ゼロ・グラビティ」。お遊びで燃料を使ってはいけません、と言う話。IMAXで見る事を勧める人が多いこの作品、そんな事言われてもIMAXを備える劇場なんて関西に3つしかないのでそう簡単じゃないのだが、幸い実家の最寄りシネコンがその3館の一つなので、このチャンスを逃してはならないわけ。確かにこれはなかなかタッチングであった。一つ不思議に思ったのは、最後の最後のシーン、サンドラブロックが立ち上がったところで、水滴がカメラについた演出がされているところ。あれには、我々の傍観者性を強く意識させられたのだけれども、そのような気持ちにさせる意図はいったい何だったのかが良く判らんかったですな。どうでもいいのだけれど、見る前にこの映画には二人しか登場人物がいない、と言う話をヨメサンとしていたのだけど、ヨメサンが「その二人って役者は誰よ?」とかいうので、ヒントもなしに「当ててみなさい」と無茶ぶりをしてみたらば、ジョージクルーニーの方はすぐに当てられてビックリしたと言う。一方、サンドラブロックは全く出てこない。宇宙飛行士になれそうな人だから、小娘とかじゃなくて頭良さそうでしっかりしていて、かつジョージクルーニーとタメで主役を張れる実績のある大スター、という条件なのに、出てくるのは金髪でスレンダーなお目目パチクリ女優ばっかり。アマンダセイフライドとかどうやっても宇宙飛行士には見えないよ。という事で、ヨメサンのハリウッド女優認識には何らかのバイアスが入っているらしい事が伺われた。