海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ミスマッチ

ロキソニンは劇的に効くすごい薬であるなあ、と感心する日々だけれども、食後に飲むものだ。なので、一番効いて欲しい食事の時には効かず痛い口を無理やりこじ開けて食べている一方で、薬が効いて痛みがすーっと引いたときは食事の時間ではないと言う。まったくもって、都合よく行かないのが世の中と言うものである。

今日は午後ずっと授業と会議だったもので、会見を生で見る事はできず、会議室にiPadを持ち込んでネットで様子をチェックしては切歯扼腕するばかり。歯茎が腫れているのに大変な事だ>オレ。で、ウチに帰ったら、ヨメサンが「私はほぼ全部見たわよ。今日はテレビ漬け」だって。で、やっと夜のテレビニュースで様子を見る事ができたのだけど、考えてみればO博士(普通はこの敬称になるんじゃないかしら。まだ取り消されてないんだし)が動いているところを見るのは初めてだ。いやしかし、テレビで断片的に会見の様子を見る限りは、この状況で科学者に期待される受け答えとは全く違っていて、そうかこの人は本当に普通の人で、それは科学者ズレしていないからではなくて、そもそも科学者的発想とかを身に付けていないからなんだな、と感じたりした。まあ振り返ってみると私なんかあのタイプの受け答えの中で日々溺れそうになって死にそうなわけだが。それにしても30代は未熟な研究者とか言われたりするけれども、少なくともウチらの分野の30歳のポスドクであれば、あんな情報の少ない会見をして平然としている事はないと思うぞ。普通にしっかりした科学者ばかりだ。

しかし、この手の話の中に弁護士が出てくるのは害悪しかないように私には感じられるのだがどうか。