海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

朝帰りの余波

ニャーちゃんは基本室内飼いなのだけど、おてんばなので脱走したがるのである。だけど、怖がりでもあるので、玄関から脱走しても、家の前の車庫のコンクリートでごろごろ体をこすりつけるのが関の山であった。なので、こちらも油断して、最近は玄関を通り抜けてもおっとり眺めている事が多くなってきたのだな。ところが今夜はぴゅんと私の横をすり抜け、お隣の敷地内に。ヨメサンとぶーちんが餌で釣ろうとするも釣られず、最終的にはお隣の縁の下に入ってしまい、もう夜も遅かったけれどもピンポンして敷地に入らせてもらって、やっと確保できたと言う。どうも先日の朝帰りの時に、彼女的行動範囲を広げていたらしい。うーむこれからは油断できない。

今日はクモの実験がちっとも捗らず。というのも、オスの数が減ってきたので、ケチって古めの個体を使おうと思ったら、やっぱり活きが悪いのよ。全然やる気を見せない。しかし、今とっているデータの重要性と今後とるデータの重要性を考えると、ここでピチピチのオスを消費するのも避けたいところ。なので、活きの悪いオスで頑張ってみたのだけど、捗らない。そのうち日も高く昇ってくるし、ビーチパラソルの下にいると言っても、暑くてたまらん。ということで、5時間くらい格闘して11時についにあきらめ、若いオスを投入したら、あっというまにデータが取れてしまった。こんなことなら、最初からこうしていれば。。。しかし、暑い中の観察ですっかり参ってしまう。水気は取っていたものの、これは軽い熱中症に違いない。ので、観察を終えた13時過ぎ(この時点で7時間過ぎてるよ!)、麦茶に塩を入れて飲んでみたら、美味い。生き返る。我々は海で生まれたのだなあ。