今年はちゃんと研究しないといけないので、先日からマルゴミの飼育を始めたりギンメッキの成育度合を竹林に見にいったりしてるのだけど、そろそろマルゴミの準備も整った頃だろうと思い、オスをメスに仕掛けてみる。最初の個体は走り回るばかりで何もしなかったのだけど、2個体目がちゃんと背伸びするし、オオこれは行けるのでは？と思ったら案の定求愛を始めた。今年初の求愛観察であって、良かったこれで今年もちゃんとデータとれそうだと安堵する。が、メスが反応しないの。この子、脱皮直後でとってきて、ずっと機嫌が悪くてエサを食べさせられていないのでそのせいに違いない、と、慎重にショウジョウバエを口先に持っていってみたら、食べた！わーいこれで元気になってくれたら良いなあ。ということで今日はこれ以上には行かないことが確定したので竹林に出かける。先週はまだ早いような感じだったけど、今日はそこここに成体がいて、むしろ出遅れた感。まあしかし、なんつうか、しゃがんで低いところにある網をじっくり見て、オスかメスかとか、脱皮直前なのかどうかを判定していたときに、不意に喜びがわーって湧き上がってきて、やっぱ気候のいい時期に森に来るのは幸せよね、と思いました。以上。
