海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

日陰者

というわけで調査。S宮さんに宿まで迎えに来てもらって、昔の職場に。若干の打ち合わせの後、キャンパスの中にいるミナミノシマの網場所で全天写真の撮影。今回はS宮さんも同じ個体で別のデータを取るということで、作業量倍増になりゆっくりペース。午前中で15個体のみ。今回は去年とは違う環境でデータを取るので、お昼を食べた後、諫早に向かう。運動公園で探すものの、一時間ほどかけて一個体しか見つからずがっくり。まあだけど、こういう開けた環境にはミナミノシマは少ないってことが確信でき、そもそもそれを確かめるのが今回の目的なんだから、それで良いわけ。その後、照葉樹の鬱蒼とした森のある諫早城址にいくと沢山いるわけ。ホントに明るいところ嫌いなんやなこのクモ。ということで、午後も15個体のデータを取ったらもう17時。S宮さん体調が万全じゃないということで、一応最低限のデータは取ったので、明日も辛かったらお休みにしましょうという話にして、諫早駅まで送ってもらって白いかもめで長崎駅に戻る。晩御飯は一人ということで、I上さんを呼び出してやろうかとチラと思ったけれども、私も大人だしと思い直して思案橋に向かい一口餃子2人前とビールで疲れを癒す。美味い。美味すぎます。サクッと一時間弱で駅に戻り、ちょっと物足らないので駅ビルの回転寿しに。宿泊者サービスとシネコンのチケットで1500円分の飲食のうち500円も割り引いてもらえる。すご。で、なじみのシネコンで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。やっぱりO型が一番多いのね、という話。全編クラクラするビジュアルを堪能する映画だった。前3作より確実にトンガリが強くなっている。ここまで徹せられると、私でさえお話を求めるのは野暮と思うようになるのである。あっぱれ。