海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

カメ吉の帰還

大学に出向いて、Mペさんに挨拶し、昼までにアブストラクトを作って今回の仕事は終わり。Y田さんに駅に送ってもらったら、ちょうど電車が出たところ。のどかな上野原駅では30分待ちであるという。当然wi-fiも飛んでないので時間を持て余す。で待ちわびた電車に乗ってムサコへ。脊椎動物の生体標本、別名カメ吉の受け渡しがあるのだ。東京を去る時に、幼稚園のお友達が飼いたいとのことで譲ったのだけど、そちらの家の事情でまたしばらく預かることになったのだな。で、お久しぶりですー、と言いながら会い、駅構内の人目のつかないところで無事受け渡し。で、問題は帰りの車中。新幹線で生きたカメを運ぶのは二度目だけど、最初の時はケースの中で大暴れしたので、周りの目が気になって生きた心地がしなかったものだ。ということで今回は一計を案じ、捨てる予定だった長袖Tシャツの袖を肩のとこから切り取ったものを用意して、手足を引っ込めたカメ吉をその中に突っ込んでから布テープで巻くという方法を試してみた。手足が動かなきゃどうにもなるまいという計算だ。カメ吉にはすまんが4時間ほど我慢してくれい。で、これが大成功で、全くガタゴトせず。事故で大混乱している京都駅も無事通過してウチに帰って開けてみたら、カメ吉は鼻先を擦りむいていたけど。ごめんね。