海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

今日は「万力」が通じませんでした

英語で科学記事を読む授業。今年の受講生が十数人になったことは既に書いた。で、以前は各週で担当を決めて記事を全部読んで発表してもらう形式でやってたのだけど、受講生が三人だった去年、一人一文ずつ読んでもらうことで全員で読む形式にしたら、とても上手く行ったわけ。こういう形式だと受講生は毎週かなりのボリュームの英文を読む必要があるので、それで読解力が伸びたということなのね。発表形式だと、担当じゃない人は読んでこないからね。で、これに味をしめて、今年も一人一文形式にしてみたわけ。で、名簿の順に当ててたんだけど、これだと自分が当たるところがある程度読めるので、そこしか準備してこなくなるわけね。結果、文脈がとれないまま訳そうとするので意味のわからない日本語になっちゃうと言う。で、やっぱりこれは、先読み可能性がいけないわけだから、と当てるのを先週からランダム順にしてみたのであるよ。そうしたら、もう読むスピードが格段に落ちたと言う。つまり、これまでは全体の1/10程度だけ読めば良かったので読む時はそれなりに丁寧に読んでた受講生たちが、全部を読まなきゃ行けない状況になって一文にかける労力を薄くする事で反応したって事が推察されるわけ。うーんこちらが立たない。。。しかし、これは我慢して、受講生があきらめて予習にもっと時間を割くようになるのを待つしかないか。。。せめて7-8人なら何とかなりそうなんだが。。。