海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

図らずも使い切り

今年は研究費が切迫していて、三つ持ってる科研費のうち代表のものは9月に9割以上使ってしまい、分担の一つは先月底をついたのである。で、三月の仙台の学会にはもう一つの分担のやつを使おうと思っていたら、こちらも思いの外残額が少なく、事務さんに旅費を試算してもらったら、参加費を入れると8000円ほど足がでる計算に。ガーンと思うけど、そうだあの学会では二つ発表するわけで、そしたら代表の方の残額から少し持って来れば持ち出しなしで行けるじゃんと思いつく。で、相談したら、難しいかも、と言われる。科研費の合算使用は良いのだけど、二つの用務を一つの出張で賄うケースばかりで、一つの学会で合算使用したことないので、できるかどうかわからない、ということらしい。そんなん一つの学会だって全く種類の違う発表二つするんだから別に良いでしょう?と尋ねると、事務さんも同意してくれるのだけど、前例がないので上が認めないかも、と言われる。あーあー、ベンチが○○やから、っていうやつか。でも、私のモットーは言うべきことは言うなので、あかんくても、上に主張してみてくださいよと事務さんに訴える。不合理なことには抵抗してできる限り邪魔をするのが責務だと思うからだな。すると「新幹線で旅費は計算してみたのだけど、今なら格安航空券が取れて、その方が安いのでは?」と言われる。なるほどそれなら私にも利があるし、と調べてみたら、ちょうど今日が出発日の45日前で特割45があって、これを使うと200円程度を残して残金の範囲に収まることになった。ので、それで行くことに。素晴らしい。こう言う役にたつアイデアをくれるのが事務さんによる研究サポートのあるべき姿であろう。

夜、職場で安保法制反対のシンポジウムを開く準備のための集まりに参加。私は専門性が違うので、下働きくらいしかできないけど。