海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

また始めればいいんですよ

今日は夏から集めていた署名を添えて請願が議会で採決である。で、本来なら昨日定例竹林調査だったところをサボっていたので今日やらないといけない。さらに、本の原稿用にいくつか写真を撮らないといけないということで、まずはフィールドへ。で、もうギンメッキおらんのよ。1個体のみ。半年間毎週データとったけど、今週でここも終わりやねえ。で、写真も撮ってると、バッテリーが落ちた。しまった!チェックを忘れてた!ということでうっかり時間が余ったので、予定より早く役場に向かって議会の傍聴。ヨメサンと交代で聞こうという計画だ。ちょうど上の子の文化祭もあって、ヨメサンはそちらにも行くからね。ちゅうことで行ったのだが、着いたら議会は休憩中。なんでも、発言に不穏当なものがあったとかで対応を協議しているらしい。で、一向に再開せず、そのうち傍聴している他の人が怒り出したりして、うーむ。するうち再開。意見表明を聞いていたけど、あいかわらずこちらの主張を曲解して反対されるのね。わかる気がないんだよね?あと、議会の権限外だということを言う議員が何人もいて、確かに請願に直接権限を持ってるのは府だけども、別にこっちの議会が府に何か言ったっていいし、そもそもこちらが言い出さなきゃ府も何もできないわけで、権限はなくても実質上意思決定に関与できるじゃんよ、と、思っていたわけだ。で、夜にググって、例えば市議会が都道府県議会の権限に関する請願を権限外だと不採択にする論理は地方自治法125条に照らして適切ではないらしいことを学ぶ。この条文には、市町村と都道府県を区別せず、地方議会は、様々な委員会への意見書を提出できると書いてあって、そこに列挙されている委員会には、市町村にしかないものと都道府県にしかないものと両方がある、と。ということは、議会が市町村だろうと都道府県であろうとも、自分たちの自治体ではないところへ意見書を出せるわけだから、今回のように府の権限に属する事項に関する請願を不適切だとするのは、間違っていることになるわけよ。私みたいな素人がさっとググってすぐわかるようなこと、議員ともあろう人がろくに調べもせず、間違った理解で採決するのってどうなのよ。と言うことで、盛大にアホらしくなって、帰ってくる。もちろん不採択になるわけでさ。アホらしいから、午後からもう一度写真撮りに行く。これやってると癒されるわ。こういうのこそ生産的ってもんだよな。オレの仕事なんて人の役になんてほとんどたってないけどさ、でも不誠実ではないことだけは誇りを持って言えるよ。