海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ロックスター

今日は、駅前の小さいけどとてもがんばってる本屋さんで、ワタクシの子ども向け本出版にちなんでお話し会をさせてもらえるのである。この本屋さん、有名になる前の恵文社みたいな趣があって、この町に引っ越してきてからずっと注目してたのよ。で、いつかオレも本を出したらここに置いてもらおう、と思っていたらば、それならお話会してよという話になっての今日、というわけ。で、クモの話していいというので、午前中はウチの近くでお見せするようのクモを何種かとる。で、アトラクション用に三択クモクイズも6問つくって、14時半に会場の本屋さんへゴー。わずかなスペースにビッチリ並べられたイスとゴザに人が満タンになって、ともかくお客さんとの距離の近い会場だったので、もうめっちゃ喋りやすいの。子どももたくさんいて、もりがるわけよ。で、クモクイズが良いわけよ。三択なので、どれか選んで手を上げてね、って言うとちゃんとあげてくれるわけで、そう言えば昔がーまるちょばの舞台を見た時に、観客が舞台に参加してのめりこむよう前説で丁寧に準備しているのに感心したものだが、今回のクモクイズは、がーまるちょばの足下にも及ばないけど、お客さんの没入効果があったのよね。で、正解を話すウチにどんどん脱線して、20分くらいで終わるかなと思ってたのに、40分近くやっちゃって、他に話そうと準備してたことがまったくできなかったくらいで。まあこういうのは嬉しい誤算。で、お話が終わって、本がまた飛ぶように売れるのよ。高い本なのに申し訳ないやら嬉しいやら。つうことで、サービスでサインたくさんする。で、実は夜の部もあるので、いったんウチに帰って1時間ほど休憩し、腹ごしらえもして18時半に再びゴー。夜の部はビール飲みながらやる。で、昼とは内容を少し変えて、本の紹介もそこそこにすぐにクモクイズに突入。今度は1時間弱やった。で、夜も大受け。本も飛ぶように。素晴らしい。で、21時に終わったところ、その後もお客さんたちと延々喋って22時過ぎくらいまで店にいた。いやー、年に一度くらいは、これ以上ないって舞台ができるんだけど、今年の舞台はこれだったな。