海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

気候変動

今日はホームステイの米国人中学生を連れてマンガミュージアムに出かけてそのまま祇園祭に行こうかと思っていたのだけどあまりの暑さに断念。中学生もお疲れのようだし。っていうか、あんまり暑いもので、庭に網を張らせているギンナガが次々と網場所から逃げ出して行くのが観察される。通常いなくなる時ってのは、夜のうちにどこかに消えてしまうのだけど、今日は猖獗を極める暑さの午後、どこにも行かないことになったので、ふっとクモの様子を見に庭に出たら、4個体が全部網にいないのよ。すわ何と言うことかと思って周囲を捜索したら、そのうち二匹が網から離れた場所に糸はってぶら下がってるの。こういうことは初めて見たわけ。ギンナガってのは日陰の林床にいることが多い種で、おそらく暑さに弱いのだろうと推察される。ウチで網を張らせている場所は一応日陰にはなっているとは言え、森の中に比べると相当温度は高いわけ。その上この種は低い位置に網を張るのでお日さまが地面を叩いたその熱の直撃をくらうわけで、そりゃ辛かろうと。つうわけで、これからも酷暑が続く天気予報を見た時に、ちょっともうこのシーズンこれ以上データとるのは難しいかもと覚悟を決める。目標観察数9だったのに、4しかできていない。先週の長雨と引き続きの酷暑がなければ十分達成できたと思うのだが。。。実際、去年は7月下旬までデータ取れてたのですよ記録によると。