海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

低きに流れる

新しく借りた畑は10坪ほどある。結構広いので、少しずつ耕してトウモロコシを蒔き始めているのだけど、昨日は一畝分はナスとピーマンを植え付けろとヨメサンに言われたので、苗を求めて夕方一緒に植えに行く。畑をする時は水の確保が大事なのだけど、ここは用地の脇にバケツが埋めてあってそこに溜まった水を使うわけ。で、バケツの蓋を開けてみると、水がない。小さいバケツだからすぐ無くなるわなー。で、こういう時はどうするかというと、少し離れたところにある水路から水を引いてくるのである。というのもこの畑、以前は田んぼだったので、水を流す道がもともとあるのだな。で、ついにそれを初めて実行するのである。わくわく。ということで、ヨメサンが水路まで行って、1ヶ所せき止めて流れをこちらの畑に変える作業をする。と、見ていると枯れている溝に向こうの方から少しずつ水がやって来るのだ。わー楽しい。で、こちらの畑の領域に水が届くと、流れがまた変わって、土に埋められたパイプの中にどんどん水が入っていく。で、パイプの先にいくつもあるバケツをどんどんと満たしていくのだ。最後、私のところの近くのバケツの手間で水は再び地表面に現れて、敷地の脇の部分を通って最後バケツに流れ込むわけ。ここに来るとかなり水流も急で、あっという間にバケツが満たされ、あふれた水は近くの穴に吸い込まれていって、外の水路に流れ出ていった。で、これがまた見事に水が流れていくもので、良くできたピタゴラスイッチみたいと、結構感動する。田んぼの水を管理する技術ってすごいんだなあと思ったという。