海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

滑り込み

2回生向けの少人数授業、ここ何年かこの時期はギンメッキの網の形を計測してもらっている。で、先週は雨だったわけで、通常そういうときは、ハメハメハ大王の教えに従い、出席だけとってお休みにするのだけど、今はギンメッキを扱っていて、どうも今年は季節が早そうな感じ。で、次週(今日だ)になったら春世代と夏世代の狭間に落ちてデータが取れなくなるんじゃないかと懸念されたわけ。ので、宿題ということで、授業の空き時間に計測しておいてねー、ということに。で、網の形だけじゃなくてクモの体重も測ってもらわないといけないので、私が研究室にいる時間を指定して、この時間に測りに来てねといっていたわけ。ところが、測りに来た人は受講生の半分ほどしかいなかったというね。ということで今日だ。来なかった人いるんじゃないの?って問うと「クモが見つからなかったから」と言い訳してくるわけ。いやちょっと待って。先週なら確実にいたし(実際とっている学生もたくさんいる)、今回はみんなでとったデータを集めて解析するから、誰かがやらなかったらサンプル数不足になって、結果が出ないし、根性主義みたいだけど、ちょっと探して見つからなかったからといってすぐあきらめるもんじゃないよ!とガラにもなく演説して、いや実際、サンプル数が足らなくって困るので、仕方ないので、先週より確実に状況が悪くなっているけど、今日もクモ取りにいかなあかんわ、いってこい!と送り出す。と、ちゃんと見つかってギリギリ解析できそうな数にまで達したというね。いるじゃん。っていうか、学生さんたちはあきらめ力高すぎて、こっちとしては困っちゃうよね。