海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

反省

朝、田んぼで今週末のミシマ社イベント用の素材撮影をして、テストがあるという上の子と一種に車で京都に。京阪の駅で上の子を下ろして私は駐車場の最後のスペースに車を滑り込ませる。で、前期最後の授業。二回生向けの少人数科目で学生の希望により対面になってしまっているやつだ。で、この授業は4週間ほどで一サイクルのテーマを何回か回すことで進めているのだけど、計算を間違えちゃって、今回一回余っちゃった。ので、何か捕ってきてもらってUSB顕微鏡で観察することでお茶を濁すことに。いつもなら実体顕微鏡を渡して、自分たちで見てもらうところなのだけど、それって近接するし器具の使い回しにもなるし、この御時世避けたほうが良いかなと思って、で、USB顕微鏡の画面をモニターに写して、顕微鏡の操作は私がやって、みんなで眺めるという趣向にしたわけ。最初顕微鏡はスタンドにつけて見てたんだけど、途中から手持ちに切り替えたら、画面注視していると自分の手ぶれに酔ってきて気持ち悪くなっちゃった。うえー。で、こっちはこんなに身を切っているのだけど、なんか今年の学生は反応が悪いのな。昆虫の脚とか拡大したらけっこうセンセーションを引き起こすのが普通なんだけど、今年の人らはしーんとしてる。感染予防という観点からすると良いことなのだけど、やってるほうは手応えがなくってなあ。むしろzoomの方が反応がいいように思うのだけど、、、なんで対面でやるの?まあいいや、ともあれこれで前期は終わりだ。どうなるかと思ったけど、なんとか最後までこなすことができたよ。後は成績つけね。つうことで帰ってくるのだが、飼育しているマルゴミが一部死んでいる。あまり網を張らなくなってて、ずっとエサがやれてないのに放置してたのだな。なので、飼育していると書いたが、実際は緩慢な飢え死にを観察していたわけだ。で、さすがにこれはあかん、と思って潰した蚊を、まだ生き残っていて数本はった糸の上でじっとしている個体の口に持って行ったら、飛びついて食うじゃん。あれ?マルゴミって手から(正確にはピンセットから)エサ食べてくれるの?じゃあ、網張るの待たなくて良かったの?夏世代データとれないなー、って思ってたのはオレの思い込みでやればできてたの?がーん。もっと真面目にやれば良かった。。。いや、マルゴミのデータとりって銅鉄研究的で、なんかモチベーションが上がらないんだよなあ。いかん、これではいかんよ。