海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

玉すだれ

この宿には朝食がついていない。さらに、地方入試に出る人間は、たとえばバイキング形式の食事はご法度で、できる限り買ったものを部屋に持ち帰って食べろ、との指示があって、ホテルの入っている商業施設の1Fにマクドがあったので朝マックを部屋で食べる。侘しい。人生もおよそ2/3に差し掛かろうかという歳になってこんなことを強いられるとは…かといってコンビニでおにぎり買うのなら良いかというとそんなこともない。しかし問題は来年の本入試だ。オレ、ここに3泊もするのか…耐えられないんじゃなかろうか…つうことで業務だ。といっても、私は試験本部詰めで何か本部から緊急の連絡があった時にそれを受ける役回りなので、実際に何かすることはなくて、ひたすら待機しているわけ。楽なんだけど、うまく自分の心を持っていかないと精神的には厳しいやつ。で、やることはネット遊びと読書になるわな。幸い面白い本だったので乗り切れた。ということで「教育は何を評価してきたのか」を読んだ。日本の教育の宿痾で生き苦しさを生んでいる垂直序列化と水平一体化がいかにして進行してきたのかについて解説した書。何が面白かったかって最終章でとある調査の結果が出ていて、スクールカースト上位で道徳の授業が好きな女性が愛国心が強くて、学年が上で成績が良くてスクールカースト上位で道徳好きがルールを守らないものを厳しく罰したがって、学年が低く成績が低くスクールカースト上位で道徳好きは権威主義的で、男性で成績が悪くてスクールカースト上位で道徳の授業好きが性別役割分業を好むんだそうな。って、これまとめると、スクールカースト上位で道徳の授業好きは私とソリが合うところが一つもない、ってことになるんだけど、、、その通りだよ!!すげえちゃんと調査すればわかるんだなあ、って。とか思ってるウチに推薦入試の学力テスト(って冷静に考えると意味がわからないのだが)が終わるので、答案用紙を抱えて帰るのだが、なんとタクシーですよ泉大津から京都まで。確かにこれは電車の中への置き忘れ事故とかないので、合理的だなあ、と思ったのだけど、高速をずっと走っていて、途中眠気に襲われて気を失って交野あたりで目が覚めて、なんか運転が微妙に怖いのね。スピードが断続的に早くなったり遅くなったりするし、時々ハンドルがキュキュって動いて車線内を微妙に移動したりするし、あげく他の車に煽られて抜かさせたはいいけどその車が前の車線に入ってブレーキ踏んだり、これって走行妨害じゃね?みたいなこともあって、事故ったらどうすんねんとかドキドキした。結果的には最後まで事故なく走って1時間強。メーター見たら15000円くらい。大学に着いたら、名古屋組の方が早く帰り着いていた。少し不条理。ということで、辛い業務が一つ終わり。後二つあるんだよ。もうヤダ。