海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

曲がり角

行動学会の学会誌Journal of Ethologyの編集長業務も今年で終わりだ。2期6年間の任期は、まあなんつうかそれなりに緊張する期間で、小さなトラブルで胃を痛める事もままあったわけだが、目に見える大きな破綻はなかったという事で胸をなで下ろしている。なのだけど、じゃあ12月31日でぜーんぶフリーかというとそうではなくて、今年投稿されてきた論文が最終的に決着するまでは年が変わっても面倒を見続ける必要があるし、私の代で当てた科研費の目玉施策である論文の内容紹介ビデオの制作は今年の分まで仕切らなきゃならない。今年というのは2022年度であって、やっと先月対象論文が定まったばかりで、制作はこれからが本番になるのだな。つうことで、2022年の制作チームを編成するためのzoomミーティング。いや、ここ数年新規メンバーのリクルートに失敗し続けていたところ、今年は3人もの新規参加希望者が現れたので、既存メンバーとの顔合わせとともに、どういう風に進めていくかの説明と担当論文の割り振りをしようという目論見だ。で、私はもう場だけセッティングしてあまり口出さないほうが良いよねと思いつつ(実際ビデオ制作に私は直接携わらず進行を見守るのと事務作業するだけ)、ミーティングではそうもいかないので、あたふたと話を進めていると、見るに見かねた既存メンバーが話を仕切ってくれ始めて、うわーとてもありがたいやー、と思いつつ、なんか話の展開に対する自分のレスポンスが遅れ始めている事に気がついて、ああホントオレも歳だな、と思った夜なのであった(地球の裏にいる人も参加しているので時差の関係で夜開催なの)。まあでも今年もなんとかプロジェクトは進行しそうで、少しあった遅れの部分も解消できそうで、ホッとしている。