海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

うまく行っている手順を変更してはならない

2年生向けの少人数授業。なのだが、これがここ数年あまりうまく行かない。学生が創意工夫しないと進まない設定にして、いろいろ試行錯誤する経験をしてもらうという目論見でやっているのだけど、この設定だとフリーズしちゃって何もしなくなるケースが目立つようになってきた。困ったな。こちらでレシピ用意してその通りにやらせるだけでいいなら楽なんだが(多分学生もその方が楽)、それだと何やってるんだかわからないし、そもそもそれは前期にやってるし。とはいえ、ちゃんと試行錯誤する学生もいるわけで、彼女らを信じてガマンするしかないですね。とか考えているところに、今日から再開のオンデマンド科目の動画が再生できない、とのメールが舞い込んでくる。いやしかし、ちゃんと再生できることを確認したんだけどな、と、改めて動画を見てみるもちゃんと再生できる。ということで「そちらの環境の問題では?」って返事する誘惑に襲われるわけだが、でも、今回こちらにも不安材料がある。学祭で1週間休みだったので、通常月曜に作成する動画を火曜日に、しかも研究室で作っており、その作成手順が微妙にいつもと違っているのでそこに原因がある可能性が否定しきれない。研究室はノイズの多い環境なので、喋りを入れた動画ファイルをiMovieに食わして環境ノイズを減らす機能を使って再エンコードしたのだな。あれが怪しい。ということで、ここで居丈高になっては後で恥をかく可能性がある、と自重して、QTで情報とか眺めてみる。と、あ、確かにちょっとこのファイル変かも。ビューワーに普通出てくるファイル名が出てこない。。。なんだこれ?と、なんか変な時は再エンコードだ。つうことでffmpegしてみるのだが、症状は変わらない。えー?なんで?じゃあってんで、codecを変えてみることを試みる。と、エラーが出た!何だこれ何だこれ?こんなの初めて。うわー、よくわからん。と、この間にもどんどん時間がたって、オンデマンド動画にアクセスして当惑する学生が増えていく図が頭の中に浮かんできて、ヤバいので、とにもかくにも動画を見れるようにすればいいんだから、ということでYouTubeに限定公開してLMSからリンクを張ることを思いつく。で、やってみたらちゃんとYouTubeは内部変換してくれた。さすが大企業。それにしてもJournal of EthologyでYouTubeチャンネルを運用している経験がこんなところで役に立つとは。この経験がなかったら、思いついても実行に移すのにまた一手間かかってたろうと思うと、何事も経験しておくべきだな、ということで。終わって、学会で高まった研究意欲を使って少しだけデータを解析。クモを撮影装置にセットして帰ってくる。と、なんか喉がいがらっぽくって、これ学会での使いすぎかなあ、それとも、、、。後者だったらいやだなあ、と思いつつ、念のため家族と距離をとってみる。しかしガラガラするので、うがい薬で丁寧にうがい。そしたら気持ちよくなったので、そうかやっぱり学会で喉使いすぎたせいか、と思って就寝。