海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

キンブル

朝6時過ぎに目が覚めてしまった。やむなく起きてくるのだが、あれ?なんか体調が変だ。昨日喉痛かったし、ヤバいのでは?と体温を測ってみると、37度5分…あいたたた。いや、学会はたくさんの人が集まるし懇親会もあるしで、私の生活パターン的には最大のリスクイベントであるのはもちろん理解している。でもだからって今の世の風潮で大会の対面開催や懇親会の開催に異を唱えることもできず、さらに会長だから欠席したり出席しても半身でいることも許されなかったわけで、神様私に幸運をください、と祈りつつ大会に突入していったわけだが、ダメだったか。。。あとはこれがコロナかインフルかどっちか、ってことだな。インフルだったらいいな。ここまでずっと慎重に行動してコロナを避けてきたので、学会大会ごときに負けるわけにはいかないじゃないか。っていうか、今はコロナは収束期に入ってるはず。流行ってるのはインフルなんだろ?きっとこれもインフルさ。なんかそう思うとちょっと関節に違和感を感じてきたぞ。うんこれはインフルということにしておこう。と、どっちにしろ、発熱していることには変わらないわけで、これは今日の授業は休講にせざるを得ない。教授会ももちろんお休み。うふ。で、問題は昨日しかけたクモだ。多分造網してないと思うけど、それを頼んで回収しないことにしたら、万が一造網していた時にデータを失うわけでそれは辛すぎる。やむない無駄かもしれないが回収しに行かねばならない。幸いまだそこまでの高熱じゃないし、車で往復すれば誰とも会わずに作業ができるので、人に感染させる可能性も0だ。問題はちょっとしんどいことだが、グズグズしてたらもっとしんどくなるわけでできるだけ早く行ってくるべきだ。ということで、9時過ぎに出かけて案の定造網してなかったことを確認して、世の中ってのは本当にこういう風にできているなあ、ということも改めて確認する。帰宅は10時半。で、2階に隔離される。熱を計ると38℃になっている。うへー。あかんわ。と横になってるとぼんやりウトウトがはじまって、またこの2階の部屋が日がよく入ってポカポカするの。もう気持ちが良くて気がつくと数時間経ってて、お昼ご飯に雑炊作ってもらって必死に食べて、また気を失ったりして。午後もだいぶ回ってくると、なんかしんどさが増してきて、体温が39℃になっている。あー、これは医者だ。医者はどこだ。いや、今朝の発熱で、夕方に医者に行ったとてどうせ抗原検査なんだから偽陰性になる可能性は十分ある。ここはじっくり明日の朝まで熟成してからお医者さんが最適では?と昼くらいまでは考えていたのだけど、39℃になるとちょっともう早くお医者さんでとん服だけでももらってこようという気持ちになるわね。で、診療時間と同時にかかりつけのお医者さんに電話。駐車場で検査して電話で診察するので、車で来てもらって着いたら電話してね、といわれる。しまった!携帯持ってないとこんなところで詰むのか!!仕方がないのでヨメサンにリスクを冒してもらってついてきてもらう。で、検査。鼻の奥をグリグリ。あー、これは自分ではできません。セルフ抗原検査なんてそりゃ信用できんわ。と、15分ほど待ってお医者さんから電話。コロナだった……ああ万事休す。長い逃亡生活もここまでか。ずっとがんばってきてたんだが。しかしそれが、大好きな行動学会のせいで捕まってしまうことになるとは。皮肉なものだなあ。で、先生曰く「あなた睡眠時無呼吸症候群持ってるでしょ。あれ一応リスクファクターなので、抗ウィルス薬出せるけどどうする?1万円かかるけど?」ということで「くださいくださいぜひください」と、抗ウィルス薬なかなかもらえないと聞いてたけど、あっさりもらえていいの?となる。しかし、これ9月までは無料だったのね。なんか釈然としない。ってか、有料になったからもらえたのか?うーん。ともあれ、帰宅して、もらったお薬全部飲む。とん服とゾコーバの合わせ技。どのくらい効きますやら。