海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

本能にどう向き合うか

「ゼロからの「資本論」」を読んだ。「人新世の「資本論」」の更に親しみやすくなった版。確かにタイトルがそう謳っている。まあそういうことなので、前著を読んでいる人には必要ない本かと思われる。さらっと読んだ。ともあれ生態学徒たる私としては、この本に書かれている事は至極当然のことであって、ということは、世の人が生態学的思考法に馴染んでくれれば物事は少し良い方向に動くんじゃないか?と。ただし、人にはフリーライダー的心性が同居しているので、そこを制御できない人は一定現れるわけだ。それをどうするべきか、ということを著者には聞いてみたい気がする。これ、前著を読んだ時にも思ったかな。