海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

水を得た魚

久しぶりにシネコンで「ノック 終末の訪問者」。サンデル教授が悪い、という話。いやもうシャマランには一生ついていく。っていうか、普通こういうぶっ飛んだ設定で映画作るときは、もう少しその設定の理由とか説明するもんじゃん?シャマランがすごいのは、もうそういう説明を一切なしでお話を進めるところよね。設定には興味ないみたいよね。そこで登場人物たちの心境をどう描くかだけしか頭の中にはない、みたいな(この方式は低予算の製作にもつながる。アフター・アースの悪夢よ)。ある意味とても真っ当なんだけど、シャマランが(良い意味で)いかれてるのは、心情を描くのが主目的なら、現実的な設定の中でやる方がよりスムーズなはずなのに、わざわざぶっ飛んだ設定のもとでそれをやることよね。面白かった。