海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ヨメサンの叡知

音を録って月末締め切りの某仕事を終わらせ、夜はシネコンで「ザ・フラッシュ」。ニコケのいる世界も見たかった、という話。DCの方はこれまでそんなに面白いと思ってなかったのだけど、マーベルがグダグダになって見る気を失いつつある昨今、今作は結構面白かったのでDCも良いかもと思った。オープニングのバットマンワンダーウーマンが出てくるシーンのテンポの良さで、これはクオリティ高いのでは?と思ったのだが、その期待は最後まで裏切られなかった。バランスが良いんだな。でも昔の俳優を出してくるところは、スパイダーマンのアイデアのパクりで残念だよ、と思ったのでヨメサンにそう言ってみたら、「いやあっちはマルチバースでどうしようもない。しかるにこちらは同じようなことをやっていてもマルチバースじゃないから、見ていて混乱しないのが素晴らしい」というようなことを返されて、なるほどそりゃその通りだなと感心した。っていうか、今作の何が素晴らしいかって、黒髪ショートのスーパーガールである。スカート姿じゃないのも時代に合っている。ヘレンスレイターには悪いけど、あの姿は今や穏やかな気持では見られないわな(ワンダーウーマンは良いのか?というのはさておき)。ところで、ヨメサンはニコケもエリック・ストルツもネタがわからなかったそうなので、やはり映画的教養は大事なのである。