海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

プチ本屋

この週末は土日とも観察会がある。で、土曜日の観察会の主催者から「本は売る?」と聞かれたわけだ。この観察会、どちらも去年もやっていて、今年は準備はほとんどいらない。そのため本の販売のことは頭からすっかり抜け落ちていて、そう言われるとウチには在庫があまりないじゃないか。つうことでミシマ社に連絡して「クモのイト」を5冊ほど用意してもらったのを授業が終わってから受け取りに行く。土曜日の観察会は子ども向けで、参加者名簿を見ると低学年中心。この年齢層はまだ本を読むことに興味のない子が多く、そもそも参加する子どもの中には親に連れられて来ているだけの子も結構いて、10組くらいの参加者だとあまり需要が見込めない。じゃあ親はどうかというと、こちらも子どもにしか興味がなくて、子どもに自然経験をさせようとは思っているが自分自身は生き物のことはどうでもよい人と思っている人が多いように見受けられる。つうことで、5冊用意してはもらったものの、2-3冊売れれば御の字であって、それを送料使ってウチまで送ってもらうのは憚られるので、足で運ぼうということだ。定価の8割を売れた冊数分返せば良いらしく、またちょうど再来週稲刈りで皆さん来てくれるのでその時に残部も合わせて戻せばコストゼロである。素晴らしい。

クモのイト

クモのイト

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帰ってきて晩ご飯を食べ、連夜のネトフリで「ジョン・ウィック:パラベラム」。マトリックス、という話。詰めの甘さが目立つ話でもある。いや、作品のできは素晴らしいのだけど、敵がね。前作で変化した作品の本質が、ここでさらに広がりを強めて、なんかめっちゃ盛り上がる設定になってるじゃないよ。面白い。つうことで4を早く劇場で見なくては。