海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

グランジ

Tシャツを長く着ていると生地が薄くなって穴が空くことがある。一番最近の例だと肩部分のそこここに小さな穴が空いて、トライポフォビアであれば卒倒しそうな状態になった。が、私はそういうのは割と平気な人なので、これくらいならまだまだ捨てられないやと考えて、どうにもならなくなるまで着続けようと思ったわけ。すると都合の良いことに穴と穴が融合し始めて、もうトライポフォビアでも大丈夫な大きな穴に成長し始めたわけである。こうなると、もう捨てなきゃダメかなあ、と思ったのだけど、いやまだまだがんばるべき、脱資本主義とはそういうことである、と考え直して着続けていると穴はさらに大きくなって、ついに首回りに到達。外側は袖との接合部まで穴が拡がったのだな。すると、だ。ここから先には拡がらないわけですよ。肩も袖との接合部もしっかり縫製してあるわけで、薄くなって穴が空きそうもない。ということで、この季節だしTシャツはただの下着なのだから、肩に大穴が開いていても、っていうか肩上部にはもう布が1ミリもない状態なのだけど、それでも全然問題なく使い続けられるわけだ。どうだまいったか資本主義め。そんな今日も私のやるべきことは開墾で、今日の目標は手前から拓き始めたのを再奥部まで到達させること。つうことで勇んで作業にかかったのだけど、今日は異常な高温である。すぐに体温が上がって汗をかきはじめた。それを見越して長袖シャツの上には何も着ないで出てきたのだが、それでも暑い。が、この長袖シャツを脱いでしまえば、肩を全部晒したTシャツ姿でシャベルをふるわなければならなくなってしまう。さすがの私といえども、それは恥ずかしい。。。ということで、そのまま汗だくで4時間作業。温暖化しゃれにならない。っていうか、この季節に熱中症なんかになったら資本主義に負けることになる。それだけは避けなくては、と休み休みで、最後まで刈りきったのである。薄氷の勝利だ。