海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

過去の亡霊

最近騒ぎになっているスピードワゴンの小沢という人と、10年前に宇宙から電波を降らせる案件で共演したことがある。っていうか、テレビを見ない私なので、芸人方面のことにはまったく疎く、あの番組に出てた人ではウエンツ瑛士とhitomiさんのことは覚えているのだけど、今日までは、あとは芸人さんが一人いたなあ、というくらいの認識だったのだな。が、騒ぎになっている松本某の案件で流れてくるニュースとかを見るうちに、あれ?!オレこの人の顔知ってるじゃん?!ということに気がついて、ひょっとしてあの時の芸人さんか?と思ってググってみたら当たりだった。

っていうか、もう10年前の番組だとググってみてもほとんど情報出てこないのね。今回も1つだけヒットしたおかげでそうだとわかったけど、このページが失われていたら、確認できなくなるところだった。危ない(ちなみに芹那さんという人も出ていたので記録しておく。番組名は「恋愛ゼミ」。かーっ、恥ずかしいぜ)。

まあそれはともかく、現場ではタレントさん3人と学者3人が並んでトークみたいな形式で、私なんか当時からあんまり緊張しないタイプだったけど、他の方は少し固さがあって、それを収録開始前に芸人さん(今ではスピードワゴンの小沢という人とわかる)が雑談でほぐしてくれる的な時間があったことに感心したものだった。さすが芸人は収録を和やかにするためのウォーミングアップ的な作業を見えないところでちゃんとするんだ、プロだな、って思ったわけよ。で今、それがこうなのかあ(本当かどうかわからないけど)と思うと不思議な思いにとらわれる。当時そうと知っていたら、そのつもりでもっとよく観察してたのになあ。っていうか、あのサービス精神の高さって、お仕事以外にも使えるものなのね?

しかし、私も、過去に共演してたことに気がつくまで、騒動が始まってからしばらく時間がかかってるわけよ。今日、気がつくまでに何度もニュースを見たり文春も買ったりして当人の写真も目にしているのに、ずっとスルーしてた分、気がついた時のビックリも大きいわね。そういえば、私は小川○太郎氏と若い頃の友人だったのだけど、いつぞやの新潮45廃刊で彼の名前が世に拡がった時も、しばらくそれが彼だって気がつかなったのね。オレ、人間関係にはよっぽどボーッとしているのね。