海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

京都の底力を見た

昨日、某巨大学会の執行部の夜の会食になぜか混ぜてもらえるという話が持ち上がって、北大路に。私はこの学会では末端の一会員に過ぎないのだけど、現会長とは材料繋がりで付き合いが長く、実務担当トップの方とは最近一緒に仕事をしていて昨日も原稿のやり取りをしたばかりということで、初対面の人が二人いるところに突然乱入するという、人見知りには過酷な試練もなんとか乗り越えられようというものである。っていうか、私にとっては同業者とお話しできる機会はとにかく貴重なの。で、着いたら早々会長からパンチを食らう。予期してなかったので狼狽するが、なんとか体制を整えて、この間からずっと聞きたかった某クモの生態について論文に書いていないような感触を入手する。これだけで来た甲斐があったよ。っていうか、和食のこのお店。最初に三品がセットで出されて、その後は好きに注文するという形態なのだが、この三品ただのお通しじゃなくて、もう技が効かされまくっていてめちゃうまい。何だこのお店は、とビックリする。で、それだけでけっこうな量があって、そこまででお酒もパカパカ進むので、お好みもそれほど食べる必要がなくて、お会計したら5000円くらいと格安。これはすごいお店である。で、21時頃に引けて皆さんが宿泊の京都駅付近に移動して、今度は大衆的なところで二次会。23時頃に私は引けてくる。会長に最後に熱くお願いをしておいたのだけど、きっと全部忘れられているに違いない。