海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

雑用と学会のハイブリッド

オープンキャンパスでのお仕事は昼からなのだが、午前中の学会発表も聞きたいわねえ、ということで朝から出かける。9時までに大学に着きたい。普通なら車で行くところだけど、今日は暗くなる前に帰ってくる必要があり、電車なら帰宅途上でも学会発表が聞けるので、それで電車になるわけよ。電車で9時前に研究室につくように出かけるなんて本当に長いことしたことがないが、今日は休日だから電車もあまり混まないだろうという目論見だ。そういうわけで、できるだけ出発時間を遅くするために京都駅からバスに乗ることにする。利用者のほとんどが私のところの学生なのだけどスクールバスじゃないという変なバスで、通常はこんな時間だと女子大生でミッチリ詰まっているので怖くて乗れないのだけど、この時期なら学生がいないので時々使っているわけ。が、バス停に着いてみたらば既にミッチリ女子大生が詰まった車両がいる。なんでや!と思うわけだが今日は祝日ダイヤで1時間に1本しかバスがなく、オープンキャンパスの学生スタッフがすべてこの便になるのである、ということがわかったわけだ。このミッチリの中に自分の身体を押し込むことなんてできないので、そこで踵を返す私だ。途方に暮れる。講演開始まであと15分。2kmの道のりを歩くと確実に間に合わない。タクシーか?と舐めた考えが頭をよぎるものの、子ども二人を大学に通わせなきゃならないわけで、贅沢はできないと思い直し、まあ最初10分くらいは聞けなくても仕方ないか、と思って歩いていく。で、一応9時にはZoomでつないで画面は見れなくても音だけは聞けるようにする。が、一向に始まらないのである。どうも会場で音声トラブルが起こっているらしい。実は昨日も午後のセッションで同じようなことが起こって開始が10分ほど遅れたのであった。あーあ、ハイブリッドは最悪の選択肢であることだなあ。繰り返し思うが、集まるのは集まるので良いけど講演聞くのはネット越しにするのが最適だと思うよ。で、結局講演が始まる前に研究室についちゃった。タクシー乗らなくて良かった。で、やっと始まった講演を聞きながら雑用もこなす。成績問い合わせがやっぱり複数あったので、こんなこともあろうかと事前に自動生成していた説明文をコピペして問いあわせ文にあわせて調整してお返事。オープンキャンパスの時間になったので、粛々とお仕事。さすがに発表は聞けない。模擬講義とかするんだけど、いつも思うけどこれ意味あるのかね。16時に終わって帰ってくるのだが、16時半から今日最後のセッションが始まるので、それまでに駅に着くよう移動。わざわざ電車に乗ってる時間の長い阪急をチョイスし、移動の間は画面を見ながら発表を聞く。移動中に話を聞くのは初めてだけど、これ1ミリも問題ないな。オンラインだとこんなこともできるんだ。すごい。あげく最寄り駅からウチまで歩く10分間も画面見ながら移動できた。郊外だからね。で、18時前に話が終わったので、近所のイタリアンレストランで豪華なディナー。23時近くまで。贅沢したぜ。