海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

アリスの方が好き

今日は上手く行った!上手く行ったよ!!サンプル数が+3だ!一週間ぶりに増えた。目標は15だから一気に20%進んだよ!!ということで、今日のタクシー代は払い甲斐があるってもんだ。と言うことで英語で科学記事読むやつ。オウムのメスが賢いオスを配偶相手に選ぶか?という話で、メスに賢いオスとアホなオスを見せて選ばせる方法だと、交絡の可能性が排除できないから、っていう話が出てきた。で、学生がキョトンとしているので、説明のために、えーっと私が誰か好きな人を選ぶとするでしょ、と目の前にいる学生を2人ピックアップしようかと反射的に思ったけれども、いやいかんそれをやったらセクハラで指されんとも限らん、じゃあ誰か差し障りのない女性を、って思った時に私の頭の中には、、、イヤ思い浮かぶけど、こんなん言ったら引かれちゃうわ、、ってやむなく目の前に座っている学生に「誰でも良いから若い女性芸能人の名前2人言って」とお願いしたら、北川景子綾瀬はるかの名前が出たので、これを使って「いや、私が綾瀬はるか好きだっていったとするでしょ。みなさんは、そうだよねああいうふんわかした雰囲気って男の人好きよね、って解釈したくなるでしょ。でも違うの。私は綾瀬はるかの尖ったアゴが好きなの。これが交絡」って説明したら、学生たち、めっちゃわかったって顔をしていたので今日はオレの勝利だ。広瀬すずって言わなくて良かった。つう事でもう一コマ授業やって、夜までかかるので晩ご飯にお弁当を食べさせられる業務。まあそれでも今年はマシで、21時には帰宅できたからずいぶん楽。

時間を買う

今日も朝寒いので実験の開始時間が遅くなっちゃって、ギリギリまで続けたもので、大学いくのにタクシー使わざるを得なかった。サンプル数がひとつも増えないのにも関わらずタクシー代の出費を強いられるのは大変に悲しい。こういうのに科研費使えたらナンボか良いんだがなあ。授業二つして会議。できない仕事はしない、という選択をすること。オトナとしてとても大事だと思うの。それが責任だとさえ思うのよね私は。だってできない仕事を引き受けた時に、周りは巻き込まれるわけよ。意思決定に関与しないのにコストだけおっかぶされるのはイヤでしょ。と、今日も帰り道、京都駅にある電解質モールに寄ってみた。ここにはモンベルがあるのだ。で、横方向にも骨が入った今年版のクラッシャブルアンブレロを買おうと思ったのだな。で、実物を見てみるのだが、サイズは60までと書いてある。オレの頭は65くらいあるのだ。これじゃ入らんじゃん、と思って店員さんを探すと、おねいさんと目が合うので聞いてみる。と、フリーサイズだから大丈夫、と言われる。で、実はこないだからこの店に来るたびにこの店員さんと目が合っていて、うーんどこかで会ったことあるんだよなあどこでだったかなあ、と思っていたわけ。ので、新しくなって畳み方がわからないので、色々聞いてみて、その間に思い出そうと思うのだけど、どうにも思い出せない。とか言う間に畳み方もわかったのだけど、これがけっこう面倒くさい。ので、買おうという気持ちが減退している、と、その店員のおねいさんが私に、「あのー?きょうじょですよね?」と言い出す。え?そうですけど?え、まさか?って言ってると、元学生だったらしい。一回生の時に私の少人数授業もとってたとのこと。うわー、まったく覚えてなかった。けど顔だけは見たことあるのはそういうことだったのか。そりゃ私が店に来るたびにこの店員さんと目が合うわ。もっとはよいってやー。ということで、買わんとこうと思っていたアンブレロを買ってしまった。っていうか、学生じゃないと思うと若い女性とも楽しくしゃべれるよなあ、と思ったというね。

空虚なお城

なんか朝が異常に寒いので6時に起きても実験ができない。さすがに気温が10度を切っているとオスの動きも鈍くなるわな。ということで、8時前までぼんやり待機。アホみたい−。で、結局今日も何も進まないのね。もうやだ。つう事で昼前にどんよりした気持ちで大学へ。少人数授業2コマ。学生に、上、という言葉の意味を、上とか下とか言わずに説明させることに往生した。こういう自分が自明だと思っていることについての意識を、定義をきちんとさせることで持たせるのって、高等教育の大事な使命だと思うんだよね。どうでもいいか。帰り道、フッと途中の駅で降りて巨大電解質モールなどに寄ってみた。平日なので空いている。こういうのが自分のうちの最寄り駅にあったらどうなるかなって想像してみたけど、やっぱオレは自分のウチの周りは静かな環境であってほしいと思うのよね。

もう、終わりだね

あうあうあうあっという間に連休が終わってしまうじゃないですか。ロクになにもしなかったような気がする。進めようと思っていた原稿は半分ほどしかできず、ギンメッキ実験も後半で大失速して目標の6割ほどしか達成せず。今朝も全然ダメ。急に調子が悪くなっちゃった。で、せめて最終日くらい巻き返さなきゃ、と、町の寄り合いもサボって原稿書きしたらば、代わりにでていたヨメサンが忘れ物したから届けろと言われて、届けたらそのまま捕まって、時間を奪われる。うううう。ってか、この10連休、私にとっては講義日が2日無くなっただけで、あとは実験したりしてたからいつもと変わらなかったんだけど、普通の勤め人にはかなりの長期なわけで、体がこっちに適応してしまって、明日以降、通常の働き方がいかに異常であるか、痛感してくれたら良いのになと思ったり。いや、私でさえ、いつもと変わらないって言ったけど、雑用系のメールがまったく来なかったので、そういう面での楽さはあったよね。

低きに流れる

新しく借りた畑は10坪ほどある。結構広いので、少しずつ耕してトウモロコシを蒔き始めているのだけど、昨日は一畝分はナスとピーマンを植え付けろとヨメサンに言われたので、苗を求めて夕方一緒に植えに行く。畑をする時は水の確保が大事なのだけど、ここは用地の脇にバケツが埋めてあってそこに溜まった水を使うわけ。で、バケツの蓋を開けてみると、水がない。小さいバケツだからすぐ無くなるわなー。で、こういう時はどうするかというと、少し離れたところにある水路から水を引いてくるのである。というのもこの畑、以前は田んぼだったので、水を流す道がもともとあるのだな。で、ついにそれを初めて実行するのである。わくわく。ということで、ヨメサンが水路まで行って、1ヶ所せき止めて流れをこちらの畑に変える作業をする。と、見ていると枯れている溝に向こうの方から少しずつ水がやって来るのだ。わー楽しい。で、こちらの畑の領域に水が届くと、流れがまた変わって、土に埋められたパイプの中にどんどん水が入っていく。で、パイプの先にいくつもあるバケツをどんどんと満たしていくのだ。最後、私のところの近くのバケツの手間で水は再び地表面に現れて、敷地の脇の部分を通って最後バケツに流れ込むわけ。ここに来るとかなり水流も急で、あっという間にバケツが満たされ、あふれた水は近くの穴に吸い込まれていって、外の水路に流れ出ていった。で、これがまた見事に水が流れていくもので、良くできたピタゴラスイッチみたいと、結構感動する。田んぼの水を管理する技術ってすごいんだなあと思ったという。

混沌は秩序だ

なんか朝からおしゃれな奥様がウチにやってきた。上の子の高校の友達のお母さんらしく、そういえば去年二回ほどランチ会とかヨメサンが出かけていったなあ、と。で、なんか家の中の片づけアドバイザーとかしているらしくて、ヨメサンがアドバイスを頼んだのだそうな。ということで、私が庭で実験している横で台所の戸棚とか戸袋の中に入ってるものがわーっと展開されて大騒動になっていた。で、食器とか調味料とかのの片づけ場所が大幅に変更されていた。まあ、ヨメサンには使い勝手がよくなるのかもしれんが、私はまた新しい環境に適応しなきゃならないわけだ。かなわん。っていうか、世の中にはいろんな仕事があるもんだ。片づけとか整理とか、別に好き勝手にやればいいんじゃないの?効率なんて求めなくて良いのでは?

休日らしいこともする

憲法記念日ということで、ヨメサンは隣町で開かれる護憲集会に出かけていった。議員と市民が共同でアピールをしてデモをするらしい。で、ヨメサンはこういうのが苦手。まあわかるよ。昔ながらの歌うたったり鳴り物使ってアピールするようなやり方では、むしろ普通の人の反発を呼び込むだけで、改憲に抵抗する時の力を高めるどころか削ぐ方向に働きかねないからね。まあでもおつきあいというのもあるし難しいね。その間私は畑に行ってトウモロコシの種を蒔き、出てきてたスギナとかの草むしりをし、さらに来週以降トウモロコシを蒔く場所の土作り。そして今日は近所の友達家族と庭でBBQなので、その準備。程よくするうち夕方になり、BBQが始まる。一昨日買ってきた自然派ワインをしこたま飲んだら途中で寝てしまい、気がついたらもうみんな帰っていた。自然派ワインは気持ち悪くなったりしないけどさすがに大量に飲むと意識を失ってしまうらしいことがわかった。