海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

雲の中

そういえば梅雨真っ盛り。こちらは海が近いせいなのか、最近雲がとても低くまで降りてくる。我が家は標高100メートルくらいの場所にあるのだが、時折ガスで周りが何も見えなくなる。どうでもいいが、我が家は小さな谷間の底のマンションの3階で、ベランダの向こう100メートルほどに、谷の向こうの斜面にびっしり張り付く家並みが見える。「裏窓」の舞台のようで小さくうっとり。


それはともかく、こんなことは昔住んでいた関西ではとんとなかったことで、雲の中に入る機会と言えば、スキーの時ガスに巻かれるくらいだったものだ。


それが雨が降ってない日でも、生き物採集にちょっと山に登ればたちまち雲の中。もくもくと流れる雲の中では風速が目に見える肌に感じられる。手の皮膚にまとわりつき流れて行く白。心地よい。