海の底には何がある

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アリ博士

アリに魅せられ30年、アリ博士手応え 金大院助手が飼育ゲーム監修


アリに魅せられて三十年。小学生のころからこの小さな虫に興味を抱き、今は日本蟻類 研究会の事務局を預かる金大大学院自然科学研究科、大河原恭祐助手(39)の研究が、大手玩具メーカーの飼育ゲーム機に生かされた。「アリ博士」の自信作は、可能な限り本物の生態に迫り、メーカーも世界にブームを呼んだ「たまごっち」に続くヒットを狙う。大河原さんは「長年の研究が役に立った」と話し、未知の部分が多いアリへの関心を促すきっかけにしたいとしている。

今月十八日、バンダイが全国の有名玩具店などで発売を開始したのは「ant’s life studio(アリが生活する部屋)」。携帯電話のような形をしたゲーム機で、液晶画面上で「女王アリ」が最初の卵を産み、「働きアリ」を増やすところから始まる。餌の砂糖などを与えたり、クモやカエルといった外敵から守りながら、巣作りを助け、最終的にもう一匹の女王アリが誕生すると終了。一日、二、三回の”世話”で、約一年はかかるという。

大河原さんが、日本蟻類研究会を通じてバンダイからアリの生態について助言を求めら れたのは、今年四月。以来、巣作りは女王アリが一匹で始める点や、違う巣のアリ同士が出会った場合、触覚を動かして相手を探る習性など、長年の研究成果を基に細部にまでこだわったという。

お仕事ご苦労様です(そんな偉そうな事を言う前に、滞納している蟻類研究会の会費を早く払え>オレ)