海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

観光という名の暇つぶし

空港についたのが朝の5時半。今日の学会行事は夕方のレセプションだけなので、つまり、チェックインまでの長い時間をどうやって過ごすかが問題となるのであるよ。とりあえずはホテルまで行って荷物を預ける。で、まだ早朝の戸外に出ると、スワン川沿いにキレイに整備された芝生の広場が延々続いていて、走る人歩く人自転者に乗る人がたくさんいるという。とりあえず私とMぺさんも散歩に混じって歩いてみる。しばらく歩いて、飛行機の中であんまり眠れなかった影響が出たのかくたびれてきたので、駅まで行ってパンを食べる。と少し回復するので、その勢いで電車に乗ってパースの外港であるところのフリーマントルへ。学生の頃にパースに来た事のあるヨメサンが、絶対に海に行けと言っていたので、それに従ったのだな。

で、どうもフリーマントルとの間で巨大なお祭りがあるようで、電車は満員御礼。電車が入って来ると、ホームで待っていた人たちがドアに押し寄せて、日本では考えられない無秩序ぶりに感動する。いいなあこの適当に物事が動いていく感じ。

電車から外を見ると少しだけ海が見えて、確かに色が違う。これはちゃんと見なきゃと思うわけだ。で、フリーマントルでは(パースもそうだが)市内中心部に無料で乗り降りできる循環バスが走っていて、その路線図を見ると、南の方で海岸のすぐ近くを走っているようだ。まあ無料だしとりあえず乗ってみた。いやこの無料ってのは素晴らしいね。右も左もわからない旅行者には、とりあえず試すときの敷居が低くって、とてもありがたい。と、ついたら海の色が緑なんだ。うわーこんなの見たことない、と思ったら、そういえばそもそもインド洋をみるのが初めてであることに気がついたよ。で、そのあとはマーケットを冷やかし、カルボナーラのお昼を食べて、宿にチェックイン。流石に疲れたので少し昼寝。

で、レセプションに出かけたら、人がいっぱいであまり飲食物にありつけず、仕方がないので終わってから日本人多数と改めて外に食べにいく。どうでもいいけど、今回の日本人参加者はとっても数が多いそうだ。で、バー&レストランに入ったら、もう遅いのでもうすぐキッチンが閉まるけどいいか?と言われ、まあいいやと入ったら、グズグズしている内にホントに閉まってしまって、食べ物にありつけず。9時で終わるところがあることはちゃんと覚えておかなきゃだ。で、店の人が、地元のことを知らない東洋人を哀れと思ったか、わざわざ遅い時間でも食事ができる店を教えてくれる。オーストラリアの人は親切だ。で、一杯飲んでから、教えられた店に向かうもその途中にあったケバブのテイクアウトにトラップされて、まあとにかくお腹が満ちればそれで良いわけよ。