海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

倒錯は第一の趣味

大学では最近FDなる活動が義務化された。私など未だにその意義が理解出来ない旧世代の遺物である。それはともかく、これをやらないと大学を大学として認めないとお上がいうもので、ウチの教養の組織でも今日はFD会議と称して、同僚先生の授業への取り組み方の話を聞く。で、この内容が極めて反FD的であって、私的には柄にもなく大変感銘を受けた。教育は量ではなく質。まったくその通りだと思う。

ところで、実は私は今年、ウチの大学の全学FD会議の議長なのであるよ。FDの意義を理解できない自分としては認めたくない事実だったので、この日記ではこれまで一言も触れてこなかったのだな。しかしやっぱり目を瞑っていても仕方ないので、ここで告白しておいて、私も反FD的意見でも勇気を持って訴えて行くことにしよう。