海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

江戸っ子までどのくらい?

東京に住んでいるけど、東京のことは何も知らない、とヨメサンが幼稚園のお母さん友達に話したところ、東京お上りさん観光に連れていってもらえることになった。第一の目的地は、こないだ閉会したばかりの国会議事堂。議会開設120周年ということで、いつもは入れないところも見ることができるらしい。で、テレビでよく見る光景を実際に目にするわけだけど、それよりもこの重々しくて権威感たっぷりの空気にさらされて、そうかこういうところで長く暮らすと、自分はえらい人間だって自己意識が形成されるわな、と実感できたのが収穫(←収穫か?)。また細かいくすぐりは各所にあって、参議院議会場はフロアにはいれたのだけど、谷亮子とか三原じゅん子とかの名前のある席のすぐ近くを通ったり、衆参両議長の肖像画のなかで扇千景がゴージャスなドレス姿で異彩を放っていたり、財務省専用と書かれた電話ボックスがあって、そうか財務省は特別なんだと思ってみたり。中は広くて子供はすぐに飽きたけど、大人的にはとても面白かったという。その後は浅草にいって人形焼を食べ、隅田川の橋の上から建設中のスカイツリーを眺め、都庁の展望台に登って帰ってきた。夜は居酒屋で、幼稚園での人間関係を魚に晩御飯。気がつくとたくさん飲んでいて、帰りついて布団直行の夜。