海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

無の心

オープンキャンパスで高校生と親御さんの質問に答えると言うお勤め。答えるって言ったって、まだ1年目で仕組みも何も判ってない私にそんな役割勤まるはずが無いわけなのだけど(いや前の職場には7年いたけど、それでもやっぱり勤まらないから、時間的な問題ではないと言える)、こんな役立たずでも構わず業務が回っていくのが大学と言う組織の本質である事もさすがに12年目ともなるとよくわかってくるわけで、粛々と席についてお客を待つ。で、私の横には学生の対応係がいて、さすが女子学生はそつがなく、また関西出身だからか立板に水がごとく質問に答えてくれるので、考えてみれば彼女の方が私よりこの大学に長いのだからなあ、と、ありがたく自分は何もせず置物の役に嬉々として没入。なんか質問に来る側も教員よりも学生と喋りたいようなので、じゃあ何のために私がいるのか?という事になるけど、1つ権威を置物にして実務は周りがこなすというのは、まあありがちな形ではあるわな、という。