海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

紳士たるもの

映画で学ぶ生物学、当初履修者は170名と聞いていたので余裕、と思っていたら履修登録修正を受けて320人に膨れ上がっていた。いや、まあ、これオンデマンドだし成績評価はLMS上のテストで自動採点だし、多少の受講生爆発には耐えられるのだけど、1つだけスケール負けする要素があって、それは質問に答える動画を作るやつだ。木曜日に開講して月曜日の朝までに既に71件の質問が投げられていて、これにお答えするのだけど、これまでみたいに質問を内容ごとに並べ替えてスライドショーに張るのは手間がかかりすぎる。ここまでやればあとはプレゼン記録で動画化できるのだけど、下準備が手間過ぎる。ので、質問を全部そのままの順でPagesに貼り付けてスクロールしながら画面収録で音を撮ればいいんだということでやってみる。ミスった時は、そこから撮り直して、最後はQTPlayerで編集すればいいからね。で、これはかなり楽になることがわかった。とりあえずは大丈夫そうだな。で、今日はこれを午前中にやって、それと平行して学生5人と面談。なのだけど、1階ではヨメサンが朝日新聞の記者さんの取材を受けているので私は2階に避難。なんかヨメサンこないだから朝日2件を含めて新聞3件とテレビ1件の取材を受けている。超売れっ子。全国の市町村で女性議員比率No1の議会で2期目でトップ当選したらバリューがあるんだそうな。さて私であるが、学生との面談、対象は成績不良者ということなのだけど、こんなのしたって当人がその気にならなきゃ意味ないわけで、ほんとくだらないと思いつつ、でもやらなきゃならないので、時間を奪われる学生には大変申し訳ない。そんなわけでいつも「すまないね君らを説教する気はないしこんなことしてもしゃーないねんけどね」とか言っている。すると今日は某学生から、先生は優しいから、みたいなことを言われてしまう。イヤそれは違う。私は単に礼儀正しいだけであって、決して優しいわけではないのだ。私は単に君たちを大人として扱っているだけで、大の大人に説教なんて普通はしないものだよ失礼だから。みたいなことを言っておいた。イヤ実際相手はもう成人してるんだもの。