海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

冷酷非道

今日は卒論の締め切り日なので痛い足を引きずって研究室に。まあ授業もあるわけだが。で、周囲がドタバタドタバタしている。いや学生がドタバタするのがそりゃわかるんだが、冷静に考えて、なぜこちらまでドタバタしなきゃならないのか、よくわからん。なんか教員までドタバタしなきゃいけないような雰囲気があるんだよなあ。でも、もう大人のやることなんだから、締め切り守れなくって一年棒に振ったってしょうがないやんかと、まあ私は心の奥底ではそう思ってるわね。っていうことはつまり私は雰囲気に流されてる、っていうか、学生のことに関心のない教員と思われるのがイヤで表面を取り繕ってるだけなのかもしれん。そいつはいかん。表ヅラを気にするようになったら、くりえいちぶなことなんて何もできなくなるわけで、そろそろちゃんと自分を取り戻そう。いや、捻挫って今の段階ではまだ鋭く痛むのだけど、その手の痛みって精神を張りつめさせるよね。

二時間目の授業の教室は5分ほど歩かなきゃいけないような遠いところにあって、いつもの二倍ほどの時間をかけてゆっくりゆっくり進む。いつも歩くの遅いなあと思っている学生にどんどん抜かれて、フンそんなせっかちだとこの凛とした冬の空気も味わえんだろうに、と真にもって身勝手千万なことを思ったりする。