海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

反動

日経の朝刊に、大学の授業のゲーミフィケーションの取り組みについての記事が載っていた。レポートを出したら何点、発表したら何点とかしてゲームで高得点を狙うように色々活動させるというやり方で、努力を見える化して学生のやる気を引きだそうとか言う趣旨であった。それってゲーム化と言うか、単に学生の管理を細かくしているだけなんじゃないかしらん、、、と言う事はさておき、このやり方って点数と言う外からの評価がないと動けない人の傾向を更に強化するだけで、内在的な意思で活動できるようになる人を育てるという大学教育の目指すところとそぐわないような気がするのだが。。。ともかく、なんかこういう記事を見ると、まったく逆のやり方で授業をやりたい気持ちがむくむく湧いてくるへそ曲がりな私であって、そうだ一度一コマ丸々使って短めのレビュー論文でも読んでやれ、と思って某女王陛下の紀要誌に乗った近代文明崩壊の可能性を論じたものの全訳に取り組む。数行ごとに原文と訳文を載せたスライドを作って、ひたすら流して読み上げてやるという悪夢のようなやりかたを思いついたのだな。で、作業。全体の8割くらい完成した段階でスライド140枚だ。こんなん一コマで読み切れるんやろうか不安になってきたところ。