海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

1周

で、昨日は時間割的には立ち講義もあって、そちらはスライドショーにナレーション入れて動画化したのをオンデマンドでダウンロードしてもらって見てもらい課題をLMSの掲示板に書き込んでもらうという方式。準備さえしておけば時間割上の時間にも特に何もしなくて良いという。最初に死ぬほどがんばればあとから余裕が出来るというオレ好みの仕様である。といっても、ローテクな私であって、理屈は分かっていても実際に時間割上の時間に何もしないというのは不安な気持ちになるものである。ちゃんと学生はアクションしてくれているのだろうか?が、ちゃんと掲示板には書き込まれていることがわかってほっと一安心だ。これが上手く行くならオレこの方式が一番良いわ。で、今日は山場である。Zoom授業3コマ。朝一のは大学院でマンツーマンでRの教科書を読む。Zoomをずっと続けるのは疲れるので、しばしオフになって読んでもらい、その後またオンにしてもらって質問を受け付ける形に。さすがにマンツーマンで大学院生だしこれで行ける感じ。2コマ目は英語で科学記事を読むやつ。で、これが最大の難関で、去年までは予習してきてもらって一文毎に学生を当てて訳してもらう方法を取っていたのだけど、それをZoomで置き換えるのができるかどうか不安なわけよ。音聞こえにくいし、ちゃんと接続できるかどうかわからんし、1時間半のパケットとか披露とかもあるし。なので、分担を決めて訳してもらったのを文字ベースでやり取りするとか、少人数グループに割って例えばパラグラフ毎に分担決めてグループワーク的に訳してもらうとか、いつもと違う方法も考えていたわけね。で、学生にどのやり方がいいかその意向も聞こうと思ってて、実際聞いてみたわけ。そしたら皆さん旧来の教室型のが良いって言うのよ。そうかここの学生は真面目だから、状況が変わっても何とかして同じやり方を続けようとするんだよな。まあいいやそれならその方がこちらも楽ではあるので。で、次は内容で、英語で科学記事を読む意味として、バイアスの無い情報を得て、危機に接して身の安全を図れるのである、と訴えたので、当然にCOVID-19関連の記事を読みたいと希望して来ると思っていたのにそうじゃなかった。。。なぜだ。。。まあともかく、この科目も方向性が決まった。お昼からは卒論生とゼミ。この事態を受けて卒論の方針を改めて一人一人確認。終わって、このままミーティングルームは開けておくから時間のある人は残ってお喋りでも、って言ったら結構残った。で、1人ずついなくなっていきながらも結局1時間半もだべっていたので、ああ学生には今こういう時間が足らないのであろうかもしれん、と感じ入る。で、卒論生から、他の科目でもこういう時間を作ってあげたら良いと思う、とアドバイスをもらったので早速来週やってみようと思うのね。ともあれ、これで全ての科目を1回やった。なんとかなる確信が持てた。夜U丸さんを誘ってZoom飲み会。長崎のI上さんも誘って久しぶりに三人で話す。21時を回っていたのにI上さんたら研究室にいた。長崎は平常運転らしい。