海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

竹林に死す

ギンメッキの夏世代が盛りを過ぎてきた感触があり、やばい。S宮さんから頼まれて卵を採らなきゃならず、そのためにはお腹膨れたメスをサンプル瓶に入れて放置する方法をとるのだが、自宅に放置しているとこの夏のあまりの暑さにクモがバタバタと死に、とれた卵も孵化率が低くてノルマがまだ達成できてないのだな。それに気がついて最近は涼しいところに置いてあるのだけど、しかし前半でバタバタ殺したダメージを補うまでには至らず、この調子だと注文を満たせないかも知れない。ということで、ここは少しでも数を増やさねば、と急遽竹林へ。やっぱり数が少なくなってて、お腹の膨れたのはほとんどいない。ヤバい、と冷や汗が出てくるのだが、そこでもう一つ緊急事態でヤバいことが。昨日の話の通りに、朝飲んだゴーヤジュースが滝となって体内を流れ落ちている感覚が来た!竹林の中でヤバい!車まで戻ってどこかスーパーとか駆け込もうかと思ったけれど、あ、もうだめゴーヤジュース強力。必死で考えて、そうだここから500mほど歩けば公民館があったはずだ、と、道を急ぐ。お盆で閉まってませんように、と、それだけが私の願い。もし閉まってたら、そこからまた300mほど歩いた体育館に行かねば。で、着くと、開いてる!助かった!!安心すると流下がさらに早まるわけで、個室に入り震える手でベルトを緩め、間一髪で流し出しに成功。あー死ぬかと思った。ホッとして帰ってくる。午後は原稿書いて、夜は最寄り駅で署名集め。前回より大勢の人から署名をもらえる。終わって、子供がジジババの家に行っている時のヨメサンとの嗜みでシネコン。「シン・ゴジラ」。最近の若い人は英語が上手ですね、という話。映画は時代を写す、という意味では現代的で面白くて意義のある作品だと思うけど(ゴジラ映画をキチンとリニューアルできたのはこれが初めてじゃないか?)、でも私的には好きな作品ではない。一切のタメのない過剰にまなじりのあがった演出は一時間くらいで飽きてくるし(実際ヨメサンは面白い映画と思いながらも半分くらいで寝てしまったそうな)、お話的には単調極まりなく御都合主義だし、根拠のない「日本すげー」ってのも私は苦手だ。すげー、にしてもそれなりの理由を説明してくれないと私は鼻白むな。