海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ホフマンvsストリープ

自動車保険はソ◯ー損保を使っている。そこで優しい運転キャッシュバックというのを申し込んでみたのが去年だ。送られてくる加速度センサーを車につけて運転の荒っぽさを計測。柔らかい運転をしている人は事故が少ないだろうからキャッシュバックをしてくれるというやつだ。で、一年運用したのだけど、このセンサーがあまり性能が良くなくて、バンプに当たったり、舗装の悪い道路の小さな穴でショックを受けたりすると、その加速度の変化を乱暴運転とみなして点数を下げてくるのだな。急なGを感じるとセンサーが鳴るので、こちらが何も悪くないときにも乱暴だと誤認識されるのがこちらにわかるというわけだ。で、山の中を走ることの多い当方としては、自己認識よりずっと乱暴だと評価されて、期待よりキャッシュバックが少なかったというわけ。で、やっぱそれって釈然としないわけですよ。こっちは安全運転にこれ努めているのに、判定ルーチンの作り込みの悪さから間違った判定を受けているわけで。で、キャッシュバックを申し込むのに余計にお金も払ってるのでね。ということで、苦情の一つくらい入れてもバチは当たるまい、と、電話して事情を説明したらば、こちらが誤判定だと思う日付を言ってくれれば、センサーのログを詳細に解析して、誤判定かどうか見てくれるという話になった。で、今日その結果が電話できたのだけど、誤判定じゃなかったというわけ。おいそれは待て。こちらとしてはアクセルもふかしてないしブレーキも踏んでないのにそれを乱暴運転とされちゃあ、つまり貴社のセンサーは正確に判定しない場合があるということですかな?と尋ねると、向こうはこちらのセンサーには何も誤作動は無かったということです、と繰り返すわけだ。つまり、こちらの質問にまともに返事をしないわけね。で、何度かやるうちにこっちも腹が立ってきて、イエスかノーかで答えてくれ、っていうか、イエスと答えるしかないんじゃないか?と詰め寄ると、やっと判定は必ずしも正確でない場合がある、と言ってくれる。何でこんな簡単な会話するのにこんな苦労しなきゃならんのだ、と思いつつ、そりゃそうでしょ、計測には誤差がつきものだから当然そういうことはあるわ。けど、もしそうならどういうときに誤差が起きるかとかはちゃんと開示しておいてくれないと困る。私みたいに路面の悪いところをちょくちょく走る人間にはこのサービスは向かないってことだから、それは通告するのが義務でしょう、と、やっと苦情が言えたよ。せめて苦情くらいスムーズに言わせてくれよ、と、日本社会のコミュニケーション不全に頭を抱えた日でありました。