海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

帰ってきた落ち穂拾い

なんだか今回の選挙、維新の候補は「維新はキライでも、○○に一票を」とか言っていて、共産の演説でも「共産はキライでも」とか言ってたのだが、今日、自民の陣営まで「自民はキライでも」と言ってたらしいことを知る。おかしいやろそれ。

と、アウトサイダーだった頃の私ならそう思うのだけれども、インサイダーになってみて、有権者からのネガティブな視線にも関わらずなぜ政党から出馬するのか、その理由がよく分かった。というのは、選挙活動と言うのは、公示後から投票日前日間での間しかやっちゃいけないことになってるからだな。つうても、もっと前から町には候補者のポスター貼ってあるやんか、と言う疑問が当然湧くのだが、あれは選挙活動でなくて政治活動だから問題ないらしい。で、政治活動でポスター貼るには政党に属してないといけないのである。そりゃあ、ずっと前から町にポスター溢れさせて名前と顔を売ることのメリットは余りあるわな。一方、ヨメサンはというといわゆる無所属候補であるからそういうことはできない。これ、大きなハンディですよ。日本の選挙ってのは、組織に有利なようにできてるんですなこれが。さて、じゃあ無所属で出馬を予定している人に公示前にできるのは何か、というと政治活動はポスター貼らなければ当然できるわけで、あと瀬踏み行為と言って、出馬した時にどのくらいの反応が見込めるかを他者に打診したり、地盤を培養するために有権者接触することはできるのであるよ。知らなかったでしょ。私も知らなかった。

で、そのための大事なツールが、自分のやりたいことやプロフィール、どういう人が応援しているかを記したリーフレットづくり。これが選挙準備の最初の山場だったりするのだな(続く)