海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

出し遅れの証文

3コマ授業して16時半からバスで北へ。超古巣であるところの理学研究科で各研究室所蔵の資料をデジタルアーカイブする計画があるらしく、担当者を集めての勉強会で動物行動の映像データベースの話をしてくれとのN川さんの依頼を受けてのことである。こないだのトークショーからの流れだな。で、基生研のオルガネラデータベースと京大博物館のアーカイブシステムの話に混ざって20分ほど話させてもらった。といっても、ウチのは基本コンセプトを作ってから既に15年以上が経つけど、根底の部分は何も新しくしておらずメンテナンスモードに近い状態になっていて、そんな話して役に立つのかなあと若干不安があったのだけれども、話してみると、他のデータベースの方からは驚いてもらえたりして、そういう意味では私らのコンセプトってまだ有効性を失ってないのね、と思った。自分で言うのもなんだがすごいじゃん。かつ、やはり他のデータベースの運営の話は聞くと勉強になるもので、なんせこちらは系統的な知識もないままに素人が手探りでやってるものなわけで、例えば図書館情報学とか資料整理学のバックグラウンドを持った話を聞くと、へーって思えるのよね。というわけで、有意義であった。終わってまたもや門で飲む。こないだも思ったけれど京大も最近は大変だなあ。いまやこの業界どこにも幸せなんて落ちてないのかも。