海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

仕事納め

年内最後の授業の日。いつもなら1時間目に英語で科学記事読むだけですむところが、今日は5時間目にも喋らなきゃならない。なんか教養科目のリレー講義で一回だけ喋るというやつだ。こういうのって、聴く方とすれば、雑多で相互に脈絡のない話を毎週意味もわからず聞かされるだけで(っていうかこういう講義って形式的にやってるだけで、意味なんてそもそもない)、体系だった話にもならないのでテストとかもできないからどうせ単位は出席すればもらえるようなものだし、ということで授業に向かうモチベーションなんて持ちようがないわけで、いっぽいの喋る方としても、言われたからやるだけで、アリバイ作り的にとりあえず時間を埋める話になりがちなのは否めない。つまり、誰にとっても幸せでないタイプの講義だと思うのだがどうだろうか?実際、500人入る教室で喋り始めてみると、後ろの方に座っている人はあからさまに聴く気がない様子なのが目に入って、とはいえこちらも呼ばれて喋ってるようなものだから、そういうのに何か言うような責任もないわけで、ともかく心を空にしてやり過ごすことだけ考えて口を動かす。なんか最近目が悪くなってきたので確信は持てなかったけど、ご飯食べてた人もいたんじゃないかな。まあ良いんだけどさ、オレの授業じゃないし。しかし、古巣では数百人規模の講義なんて普通だったんだけど、こちらに来てからはとんとご無沙汰だったので、まあこういうのも実は嫌いじゃなかったりする。いや、授業聞く気がないことをあからさまにする学生は出席さえ取らなければ出てこないんだから授業運営もそうすれば、別に大講義でもオレは一向に構わんのよ。むしろ好きといってもいいくらいなのにね。