海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ほがらか

目が覚めると11時半。うー気持ち悪い。ヨメサンはいないし、なんか食卓に冷えたピザトーストが置いてあるからとりあえずそれを食べるけど、分厚いチーズがまた胃を痛めつけるわけよ。しかしサボっているわけにはいかない。オレは今日は大学で仕事があるのだ。入試の面接だ。で、近ごろの大学というのは、なんだかよくわからないいろんな種類の入試があって、あまり細分化されてるもんだから、中には受験生がほとんど現れないのもある。そういうのの分担に当たるのはラッキーで、つまり義務を果たしたふりをしつつ、実際仕事しないで済むからだ。ところがそういうのに当ててもらった今年の私だが、受験生が一人現れたわけですよ。低い確率のはずだったのに。。。というわけで、二日酔いなんだか寝不足なんだか胃もたれなんだかよくわからんんけどとにかく気持ち悪さと働かない頭を抱えて大学へ。途中、今日も開かれている古本市を冷やかしたりしたが、あんまり気持ち悪くなって駅からタクシー乗ったりした。で、研究室着いて、主任仕事で処理しなくちゃならなかったけどすっかり忘れて締め切りすぎてた案件を処理したりいろいろするうちに時間になって、待機場所へ。そしたらそこで一時間待たされる。で、やっと、面接開始ということで会場に連れて行かれて、さらにそこで待機していると、事務の人がやってきて、一人いた受験生は会場に来なかったといわれる。つまり、これにて何も仕事しないまま16時過ぎに解散。。。オレの美しい秋の午後をどうしてくれる。。。これはさすがにやりきれない。このまま帰ってしまっては、あまりに空しすぎる。なんとか失地回復したい、と、そうだ今日は月に一度開かれるミシマ社の本屋さんの日だ。仕事があるから行けないやとあきらめていたけど、今から行けば閉店前に滑り込めるぞ。このやさぐれた気持ちを癒すのだ!とタクシー飛ばしてミシマ社に行って、スタッフの人たちに今の心境を切々と訴えると笑ってもらえて元気になった。あげく、水曜日のバリウム事件も大笑いしました、とか言ってもらえて元気100倍になる。本も二冊買った。終わり良ければすべて良しだ。