海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

落ち穂拾いとミーハーと

今日も会議なもんで大学に行くと、事務さんから「昨日見ました。電動歯ブラシはああやって使うんですね」と言われてまあ恥ずかしい。いや、実際は使ったことなくて、この番組のために見栄えが良いからやっただけの話で。でもまあ、面白いのでこれから一般向け観察会とかではもっと使っていこうと思うのよね。で、テレビの余波ってのはすごいもので、ツイッターアカウントのフォロワーがどんどん増えていく。そういうこともあろうかと予期して、アルファベットでしか表示してなかった名前に漢字表記もつけるようにしたのが功を奏したのかもしれない。一方、これで本がどれくらい売れるかなあ、と期待していたのだけど、昨日時点でアマゾンに3冊あった在庫は当然のようになくなって、今注文しても届くのは一週間後、みたいに表示されてる。あかん機会損失やあ。けど、ランキングを見ていると、それでも注文はポツポツ入っているらしい。おそるべしテレビの効果。衰えたりとは言えどもマスにきちんと届けるにはいまだ抜群だな。と、今日はいつもの学部長がでなきゃならない会議で、これがなかなか終らなくてイライラする。というのも、18時から大学でやっている研究会で藤原辰史さんが話題提供してくれるのであるよ。以前も書いたが私は「ナチス・ドイツ有機農業」を読んで以来の藤原さんのファンであって、去年ミシマ社から出て藤原さんの対談記事が掲載されていた「ちゃぶ台6」には私も短い文章を寄せていたりして、もう今日お話を聞けるのが楽しみで楽しみで仕方ないわけ。オンラインなのが残念なのだけど、まあ仕方ない。で、結局会議は長引き、開始から数分遅れでやっと参加。WWIのドイツにおける飢餓の件を中心に、食料供給が戦争とどう関わっているのか?というテーマのお話を興味深く聞く。で、質疑応答の時間になるので、嬉し恥ずかしで私も1つ質問させてもらう。きゃあああああ。ビートルズの女性ファンみたく(←喩えが古い)卒倒するんじゃないかと思うくらい嬉しかったよ。